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2019年10月 8日 (火)

Mike SternとJeff Lorber Fusionの共演とあっては聞かない訳にはいかない。

_20191006"Eleven" Mike Stern / Jeff Lorber Fusion(Concord)

私にとってはMike SternもJeff Lorber Fusion(JLF)も贔屓にしている人たちである。そんな彼らが共演するとなれば,聞かない訳にはいかない。よって,このアルバムのリリースがアナウンスされてから,本作を楽しみにしてきたし,媒体が届くまではストリーミングで聞いていた私である。

このアルバムが楽しみだったのはもちろんなのだが,その一方で彼らの共演が合うのかなぁという漠然とした不安もあったのは事実である。音楽性としてはマイキーの方がはるかにヘヴィである。JLFはタイトなリズムに乗りながらも,マイキーほどヘヴィな感覚はなく,前にも書いたことだが,いい意味で「中庸」なのだ。即ち,スムーズ・ジャズではないし,ハード・フュージョンでもないが,その中間を行く,いかにもフュージョンというサウンドが彼らの良さと思っている。

ストリーミングで聞いていても明らかだったのだが,どれがマイキーの曲で,どれがJLFの曲かはすぐわかってしまうのがある意味おかしい。マイキーの曲はほぼ既発曲なので,そういうところも影響しているかもしれないが,それにしてもやはり個性というのは出るのねぇと思ってしまった。マイキーにとっては,フル・アルバムでの別のバンドとの共演というのはYellowjackets以来だと思うが,Yellowjacketsとのアルバムが意外なフィット感を示していた(記事はこちら)のに対し,こっちはどうかと言うと,よく言えば双方の個性を活かしながらの共演って気がする。

彼らは私の贔屓であるから,彼らのやっている音楽に対しては全然文句はない。それはそうなのだが,彼らがせっかく共演するならば,もう少しシナジーが効いた感じを打ち出して欲しいって気もするのである。そうは言いつつ,マイキーは相変わらずのマイキーだし,JLFは相変わらずのJLFなので,やっぱり好きなのだが...。でももう少しできることがあったかもしれないというところもありながら,彼らにはついつい甘くなってしまい星★★★★。

ついでに言っておくとこのジャケは...と思うのは私だけではないだろう。微笑ましいのは事実だが,もう少しセンスをよくして欲しいなぁ。尚,彼らはこのアルバム・リリースを受けてライブ活動も行うが,是非この組み合わせ,日本でも見てみたいということは強く言っておきたい。

Personnel: Mike Stern(g, vo), Jeff Lorber(key, b, g), Jimmy Haslip(b, vo), Vinnie Colaiuta(ds), Gary Novak(ds), Dave Weckl(ds), Dave Mann(horn), Bob Fransechini(sax), Leni Stern(harp), Chelsea Maull(vo)

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