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2019年9月 7日 (土)

百舌シリーズ完結か~。それにしても長く続いたシリーズであった。

Photo_20190906233701 「百舌落とし」 逢坂剛(集英社)

1986年に「百舌の叫ぶ夜」が出版されて以来,30有余年。ほぼ私の社会人生活とも同期が取られる長きに渡って出版されてきた「百舌」シリーズの完結編である。思えば,私は逢坂剛の本は,「カディスの赤い星」を皮切りに,この百舌シリーズのみならず,イベリア・シリーズ,禿鷹シリーズ,岡坂神策シリーズ等,結構な数を読んできた。まぁ,結局のところ,逢坂剛のストーリーテリングのファンだったと言ってよいだろう。そうした中で,この「百舌」シリーズもテレビ・ドラマ化されたり,映画化されたりしたが,映画は機内エンタテインメントで見て,酷評した私だが,書物の方は,いいものもそうでもないものもありながら,ずっと読ませ続けてくれる作品だったと思う。

その「百舌」シリーズの完結編であるが,先日ここにアップした「ノースライト」に比べると,あっという間に読み終えてしまったのには結構驚いてしまった。ページをめくらせる力はまだまだ健在と思わせるが,ストーリーにはちょっと無理がある気もした。シリーズ完結というからには,まぁこういう結末かなぁと思っていた通りの展開ではあったが,非常に面白く読むことができたのは,やっぱり好きだからだろうなぁ。

長年のシリーズにおいて,登場人物の造形が変わることはないので,今回もお馴染みのキャラクターが,お馴染みの感じで登場して,ストーリーが展開されるが,前作との間隔が長くなり過ぎたり,シリーズ前半のストーリーの記憶が薄れているため,なんでそうなるの?みたいな部分がない訳でもない。しかし,そうは言っても,映画的な感覚を持っていて,読んでいて面白いシリーズだったなぁと改めて思った次第。まぁ,今回の作品は完結を記念して甘いと思いつつ星★★★★としてしまおう。いやいや,それにしてもお疲れさまでした。

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