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2019年8月18日 (日)

元祖Casino Lightsから38年,そしてCasino Lights ‘99からも20年かぁ。ってことで,今日は99年盤。

_20190813-2 ”Casino Lights ’99" Various Artists(Warner Brothers)

元祖"Casino Lights"は81年当時のWarner Brothers所属のミュージシャンが大挙出演したアルバムであったが,ボートラ4曲を追加したCDは実によく聞いた。そして,その続編が出たのが99年のこととなるが,それからももう20年の時が経過してしまったのかと思うと,私も歳をとる訳だ(苦笑)。

この99年版は81年版に比べると,若干メンツが地味ってところがあるが,まぁこの当時のレーベルのスターはFourplayってのはまぁ納得のいくところだろうが,フュージョン系だけでなく,Mark TurnerやKenny Garrettまで入っているのが81年版との違いだろう。それで今回,改めて聞きながらクレジットを見ていて,Kenny GarrettのバンドにChris Daveがいたことか。この当時からビシバシ叩く姿は現在を彷彿とさせて微笑ましい。

サウンド自体を聞いていると,特にディスク1においては81年版よりもよりジャズ的なフレイヴァーが強まっているのも特徴か。Mark Turnerが1曲だけ出てきて"Old Folks"をドラムレスでやったり,Kenny GarrettがいかにもKenny Garrett的に盛り上げるのもそうだし,Kirk Whalumが曲調はポップな"Soweto"でかなり激しくブロウするのは意外でありながら,結構いけている。

Kevin Mahoganyの"Yesterday I Have the Blues"あたりは「いかにも」のフェスティバル向けのどブルーズで,微笑ましいと言わざるをえないし,Ronnie Lawsの"Always There"をセッション的にやるのもベタなチョイスとは言え,フェスティバルならでは。

ディスク2に入るとフュージョン・テイストが増すが,こういう感じで聞く演奏も結構楽しい。Boney Jamesの"All Night Long"なんてよくFMでかかっていたような気がするこれまたいかにもスムーズ・ジャズ的な曲だが,結構曲として魅力的だなぁなんて改めて感心してしまった。Gabriela AndersがGeorge Dukeと場を盛り上げたところで,今回の真打ち,Fourplayの登場となるのだが,これがいけていない。なぜここで本作に収録されているような"Four"のような曲を選んだのか?全然彼らに合っているとは思えないこの曲で,一気にがっくり来てしまう。そもそも私はLarry Carlton時代のFourplayをあまり評価していないところもあるが,これは明らかな選曲ミスだろう。それに続くの"Westchester Lady"がそれっぽい選曲だからこそ,この"Four"の浮き方は尚更って感じである。そして最後が"Watermelon Man"ってのもどうなのかねぇ。お気楽ジャム・セッションの極致で,その場に居合わせていない人間にとっては,イマイチ感が強くなる。

ということで,そこそこ聞かせどころもあるが,どう考えても私にとっては81年版の圧勝ってところ。星★★★。

Personnel: Bob James(p, key), James Genus(b), Billy Kilson(ds), Mark Turner(ts), Kenny Garrett(as), Shedrick Mitchell(p), Nat Reeves(b), Chris Dave(ds), Larry Carlton(g), Kirk Whalum(ts), Rick Jackson(key), Mike Manson(b), Kevin Mahogany(vo), George Duke(key), Boney James(ts), Rick Braun(tp), Jeff Johnson(g), Larry Kimpel(b), Ricardo Jordan(ds), Lenny Castro(perc), Ross Bolton(g), Mitchel Forman(key), Gabriela Anders(vo), Mark Stephens(key), Nathan East(b), Harvey Mason(ds)

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