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2019年8月12日 (月)

静かなるPharoah?

_20190806 "Pharoah" Pharoah Sanders (India Navigation)

このブログには何度か書いているが,私はIndia Navigationレーベルで気になるアルバムは買うというのが基本スタンスである。そうして,今までHamiett BluietteやArther Blythe,Chico Freeman,そして直近ではJay Hoggardのアルバム等を入手してきたのだが,どうしてももう1枚と思っていたのがこのアルバムであった。

そのCD(下にアップしたオリジナルとはジャケ違い)が先日DUの廃盤セールの告知に出ていたが,売れてしまった様子はないということで,新宿のショップに行って入手してきた。正直言って値段はちと高いなぁと思ったものの,ここで入手しておかないと,ネットでも異常なプライシングとなっているアルバムなので,何としても入手せねばということでの購入となった。

Pharoahそしてこのアルバムを今回初めて聞いたのだが,これが主題のような感じで,いつものようなPharoahの咆哮が聞こえるのは2曲目の"Love Will Find a Way"の一部においてのみってところなのにはちょっと驚かされた。むしろ,全体的に言えばこれはレア・グルーブのネタになるかもなぁとさえ思わせる展開である。LPであればA面全てを占めたであろう"Harvest Time"のゆったりした響きには,これがPharoah?ってなるリスナーがいても不思議ではない。

なので,Pharoah Sandersに何を求めるかによって,このアルバムへの評価は随分変わってくると思う。私の中ではPharoah Sandersは雄叫び,咆哮の人なので,そのイメージからするとこのアルバムはかなり印象が違う。だが,スピリチュアルな展開,もしくはグルーブ系の音を好む人からすれば,このアルバムの演奏は高評価になると思える。

私にとっては,これも面白いと思えるのだが,Pharoahにはもう少しブヒブヒやってもらって,笑わせて欲しいなぁなんて不謹慎なことを考えると,存在意義は認めつつ,星★★★☆って感じだろうか。まぁ,入手できただけでも喜ぶことにしよう。

それにしても,これと一緒に買ったのがIrene Kralってどう考えても変態だよなぁ(爆)。

Personnel: Pharoah Sanders(ts, vo, perc), Steve Neil(b), Lawrence Killan(perc), Munoz(g), Jiggs Chase(org), Greg Bandy(ds), Nedria Sanders(harmonium)

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