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2019年8月28日 (水)

異色の編成によるKenny Wheelerによる渋いアルバム。

_20190824 "It Takes Two!" Kenny Wheeler(CamJazz)

これを聞くのは実に久しぶりだ。ラックにしまったまま,なかなか手に取る機会がなかった。一軍のラックにもかかわらずである。正直言って,今回久しぶりに手に取ってみて,へぇ,こんな編成だったのかと思ってしまったのだから,私もいい加減なものである。

これはKenny Wheelerが2006年にリリースしたアルバムだが,そもそも編成がKenny Wheelerのラッパに,ギターが2本,そしてアコースティック・ベースという結構ユニークなものである。そして奏でられる音楽はリリカルで,実に落ち着いたトーンである。まさにジャケさながらって感じなのだ。また,この渋さの中で「スパルタカス 愛のテーマ」とかやられては,これはやはり参ってしまう。そして,この曲の前にKenny Wheelerの多重録音による"Fanfare"なる短い曲を入れて,ここにはKenny Wheelerが出てこない演出が実に憎いというか,何とも大人な音楽である。

メンツ的にはECMライクと言ってもいいぐらいだが,ECMよりは温度感は高めというか,違った意味でのリリシズムが強く感じられるのがCamJazzらしいと言うべきか。但し,コレティブ・インプロヴィゼーションみたいなその名も"Improvisation N.1"等はせっかくの雰囲気を変えてしまうのがちょいと惜しい。そうは言っても,それを除けばかなりの満足度が得られる実に渋~いアルバム。星★★★★。

Recorded on July 5-7, 2005

Personnel: Kenny Wheeler(fl-h, tp),John Abercrombie(g), John Parricelli(g), Anders Jormin(b)

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