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2019年7月21日 (日)

久しぶりに聞いたSteve Kuhn盤。

_20190720-2 "Watch What Happens" Steve Kuhn(MPS)

私はなんだかんだと言って,Steve Kuhnのアルバムは結構保有している。だが,Steve Kuhnに限った話ではないが,ストリーミングへの依存度が高くなるにつれ,CDをプレイバックする機会は減っている。なので,このアルバムを聞くのも久々であるが,メンツもPalle DaelssonとJon Christensenという,後のKeith Jarrettのヨーロピアン・クァルテットの二人が務めていることもすっかり失念していたのだから,私もいい加減なものである。自分で言うのもなんだが,昔は結構データ魔とも言われていたこともあった私である。しかし,Googleを筆頭とするネット依存が高まって,記憶している必要がなくなると,以前はおぼえていることが当たり前であったことすら記憶に留まらなくなるということが増えてしまった。決していいことだとは言えないよなぁと改めて思ってしまうが,これも時代の流れか。

それはさておきである。MPSレーベルにはコンベンショナルなものから,やや尖がった音楽まで,いろいろなタイプのミュージシャンが去来したが,Steve Kuhnのこのアルバムは丁度中間的な位置づけにあるような感じの音である。ラストに収められたCarla Bley作の"Ad Infinitum"のイントロこそやや不思議な響きを有するが,全編を通してSteve Kuhnらしい瑞々しいピアノ・タッチが聞ける。Steve Kuhnは"Trance"のようなアルバムによって,ともすれば「耽美的」みたいなイメージもあるものの,この人は私にとっては真っ当なジャズ・ピアニストという感じがする。もちろん,独自の美学を炸裂させるアルバムもあるが,多様なスタイルをこなしながらも,モダンな感覚のピアノを聞かせてくれる人と思う。

このアルバムもそういう感じで,収録時間も36分強なので,あっという間に時間が過ぎていく。ちょいとJon Christensenのバスドラが過剰のようにも思える瞬間もあるが,全体としてはそこそこよく出来たピアノ・トリオのアルバムと言ってよいだろう。私としてはもっと好きなSteve Kuhnのアルバムもあるので,星★★★★程度の評価となるものの,久しぶりに聞いてみて,なかなかいいアルバムだと思えた。まぁ,ヴォイスを入れちゃう辺りは時代を感じるが...(笑)。それもまたSteve Kuhnらしいってことにしておこう。

Recorded on July 4, 1968

Personnel: Steve Kuhn(p), Palle Danielsson(b), Jon Christensen(ds)

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