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2019年7月 2日 (火)

”Guardian Angels”:これほど購買意欲をそそらないジャケットはそうそうない(爆)。

_20190630-2 "Guardian Angels" Miroslav Vitous (Trio→AMJ)

CDにしてもLPにしても,パッケージは大事だと思う。思わずジャケ買いをしたくなるようなアルバムってのもある一方,音楽的な内容にかかわらず,全く購買意欲をそそらないアルバムも世の中には存在する。本作なんて後者の代表みたいなものだ(きっぱり)。一体,このジャケだけを見てこのアルバムを聞きたいと思う,あるいは買いたいと思うリスナーがいるだろうか?それぐらい疑問を呈したいジャケット・デザインである。ライナーには担当者の記載があるが,よくこれで出したねぇと逆に感心してしまう。こういうのをはっきり言って趣味が悪いと言う。

それはさておきである。このアルバム,今のところMiroslav Vitousのリーダー作となっているが,私の記憶ではリリース当時はジョージ大塚との双頭作扱いではなかっただろうか?そうでなければ,このジャケの前面に二人の顔が並んでいることの説明がつきにくいが,まぁこのアルバムがジョージ大塚の「マラカイボ・コーンポーン」のリリースを受けて開催されたライブの合間にレコーディングされたものだからという説明も可能か。しかし,再発された時の帯にはMiroslav Vitous wih John Scofieldなんて書かれて,実態と違うんじゃないの?と思ったのもCDがリリースされた頃だから,もはや随分前のことである。私が保有しているCDは99年の再発リリースだからもう20年も前やんけ!光陰矢の如し。

中身を聞いてみると,確かにMiroslav Vitousのリーダー作と言ってもいい構成である。アコースティック,エレクトリック奏法で十分なソロ・スペースが確保されているが,エレクトリック・ベースが相当カッコよく聞こえる。しかし,私がこのアルバムを,このジャケにも関わらず購入したのはそのメンツにある。だって,Vitous,ジョージ大塚に加えて,ジョンスコに,ケニカーに山口真文である。これは当然期待したくなって当たり前のメンツと言ってよい。

ではあるのだが,作品としてはセッション・アルバムとしてそこそこの出来とは思いつつ,このメンツならもっとできそうだよねぇと思ってしまう。シャッフル・ビートが爽快なジョンスコ・オリジナルの"Off to Baffalo"とか,フュージョンっぽいよさが出たケニカー・オリジナル「新幹線」(笑)とかもあるのだが,どうもフォーカスが定まらないのだ。ケニカーは結構いい線行っているとも思えるが,ジョンスコはあまりジョンスコらしさを感じさせないしねぇ。

まぁ,一種のセッション・アルバムにそんな完成度を求めてもどうなのかねぇと思うが,繰り返しになるが,このメンツならもう少しハイブラウに攻めてもよかったように思える。ということで,相応の聞きどころもあるが,星★★★ぐらいだろうなぁ。

Recorded on November 9-11, 1978

Personnel: Miroslav Vitous(b, synth), Kenny Kirkland(p, rhodes, el-p, synth), John Scofield(g), ジョージ大塚(ds),山口真文(ss)

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ジャズ(2019年の記事)」カテゴリの記事

コメント

やはりジャケって大切でしょ(笑)
敢えてメリットを挙げると
パブロみたいに、二重買いする危険性を低減させている。(笑)

MRCPさん,おはようございます。

パブロの例えには爆笑してしまいました。しかし,やっぱりこれはないですよねぇ。

実は、この時のマラソン・セッションが、統一デザインで色を微妙に変えて全10枚絶賛発売されているのかもしれません。知らないだけで。
美意識は多様です。

MRCPさん,こんにちは。

そんな訳はないですね(笑)。

美意識の多様性は否定しませんが,これは私には受け入れがたいレベルと言ってもよいですね。

くだらないジャケをあげつらっても、非生産的なので、逆に、思わず額縁に入れて部屋に飾ってしまったジャケの例を。
1枚は、イッツ・ア・ビューティフル・デイ
昔っぽいロングのワンピースで、岩の上にすくっと立って、風に吹かれてる、うしろに明るい空が、ほらあの有名なやつ。
もう1枚は、何だっけ、家に帰って確認します。
(今、スタバでMac広げて、お勉強中。)

Cathy Hayes の It's All Right with me
カフェの店先のテーブル、夜、カップル。
そんな情景です。オシャレだなあ。
LPの盤は額縁の中。聴くことがないので、どんな音源だったかなあ?
その前はビートルズ オールディーズ。
昔、LPのジャケはオシャレだったなあ。
今日、ビートルズのリボルバーTシャツ着てたら、知り合いの(ロックなんか聴かない)女子大生が、何それ?
先週、ホテル・カリフォルニアTシャツ着てたら、
別の女子大生が、あっ、それ知ってる。暗い曲なんですよね。
インパクトあるよね。

MRCPさん,こんにちは。

"It's a Beautiful Days"ですか。懐かしいですねぇ。あれはLPでないとダメですね。

MRCPさん,続けてこんにちは。

Cathy Hayesは不勉強なので知りませんでしたが,西海岸のいいところが伴奏をしてますねぇ。いずれにしても,いいジャケは額に入れて飾りたくなります。

私は今のところは何も飾っていませんが,John Williams on Emarcyあたりがいいですかねぇ。

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