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2019年6月20日 (木)

今更ながらのHadrien Féraud(笑)。

_20190619 "Hadrien Féraud" Hadrien Féraud(Dreyfus)

近々Dean Brown,Dennis Chambersとの強力トリオで来日することが決まっているHadrien Féraud。名前は昔から知っているし,音も聞いている。しかし,日本には何度か来ているはずだが,ライブでは見たことがない。しかし,これだけのバカテク・ミュージシャンである。見たくなるのが当たり前ということで,今回こそはということでライブに参戦する気満々の私である。

本作はストリーミングでも聞けるが,保有していてもいいだろうってことで,中古でゲットしたものだが,改めて今回聞いてみて,この人のベースのフレージングは,一般的なベースのそれではない。まるでスパニッシュ・ギターのようなフレージングさえ聞かせる技はまさにバカテク。正直言って,やり過ぎだろうって気もする。Dominique Di Piazzaのような別のバカテク・ベーシストとソロ合戦までやらなくたって...と思われても仕方がないが,録音当時,まだ20代前半だったHadrien Féraudの「若気の至り」感ありありである。しかし,超絶技巧ハード・フュージョンの快感みたいなものを感じずにはいられないのも事実で,私としては快感の方がやり過ぎ感をはるかに上回ってしまう。

参加しているミュージシャンは一部ゲストを除けば,あまり知らない人の名前が並んでいるが,これだけまぁよくハードにやるわって感じである。75分に渡ってこういう演奏を聞かされると,最後にはどっと疲れが出てしまうが,それでもJohn McLaughlinは誰がどう聞いてもJohn McLaughlinであったということを改めて感じさせる個性炸裂を楽しむことも一方でできてしまう。その一方で"Giant Steps"を入れてしまうのはJacoの"Donna Lee"にあやかったか?みたいなところもあり,やっぱり若いねぇって思ってしまう。

それでもついつい耳をそばだたせるだけの魅力はあるアルバムであり,今回,30代半ばになったHadrien Féraudの生の演奏を聞くのも楽しみであるが,その前のお勉強ってことで。この激しさについつい評価も甘くなり,星★★★★。

Personnel: Hadrien Féraud(b,key),Jean-Pierre Como(p, synth), Gerald Féraud(key), Thierry Eliez(p, synth), Michael Lecoq(key), Jim Grandcamp(g), John McLaughlin(g), Bireli Lagrane(g), Jean-Marie Ecay(g), Dominique Di Piazza(b), Linley Marthe(b), Jon Grandcamp(ds),Julien Teleyan(ds, perc), Damien Schmit(ds), Mokhtar Samba(ds, perc), Vincent Peirani(accor), Marc Barthoumieux(accor), Flavio Boltro(tp)

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