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2019年6月29日 (土)

70年代らしい熱い音が凝縮された”East Wind”

_20190629 "East Wind" 菊地雅章(East Wind)

East Windレーベルの発足第一弾を飾るから"East Wind"なのかはさておき,菊地雅章の70年代中盤の実に熱い音を収めたアルバムである。思えば,East Windってレーベルはいろいろなタイプの音楽が混在しているレーベルであったが,日本発のレーベルとして,非常にレベルの高い作品をカタログ化した点で,評価してもし足りないってところだろう。

ここでのベースを務めるJuni BoothはMcCoy Tynerとの共演歴もあるが,まさにMcCoy Tynerの音楽を彷彿とさせる音が冒頭から迸るって感じである。これは激しい。いかにもその当時の音って感じの音である。まぁ,私はその当時はリアルタイムでジャズを聞いていた訳ではないから,後追いでこの時代感ってのを感じている訳だが,時代の個性みたいなものは間違いなく存在していたと思う。ここに収めらっれた音は,まさにそういう感じなのだ。

当時のLP時代において,A/B面1曲ずつってのはなかなかチャレンジングなものだったとは思うのだが,前曲を通じてだれたところを感じさせないのは立派。フロントを構成するのが日野皓正と峰厚介なのだから,おかしなことになる訳はないとは思いつつ,これは強烈である。まぁ,菊地雅章のうなりはどうなのよってのは常々感じてしまうのだが,演奏の暑苦しさ(笑)ゆえにそれほど気になるってほどではない。但し,私にはどうしても馴染めないことは否定の仕様のない事実だが...。

それでも,East Windというレーベルの端緒を成し,時代を切り取ったという観点のみならず,演奏だけ聞いていても,今でも実に楽しめるアルバムだと思う。星★★★★☆。

それにしても,早いもので菊地雅章がこの世を去って,間もなく4年か。私も時間の経過がどんどん早くなる年齢になってしまったってことだな(苦笑)。

Recorded on July 3, 1974

Personnel: 菊地雅章(p), 日野皓正(tp),峰厚介(ts),Juni Booth(b),Eric Gravatt(ds)

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