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2019年6月10日 (月)

久々にショップに行って仕入れたアルバムから,今日はMatt Slocum。

_20190609 "Sanctuary" Matt Slocum(Sunnyside)

最近はほとんどショップに行くこともなくなり,CDを購入する場合でもほぼ通販に依存しているが,先日,久しぶりにライブ前に時間があったので,ショップを覗きに行った。覗きに行くとついつい手が出てしまうということで,何枚かゲットしてきたのだが,そのうちの一枚がこれである。

Matt Slocumって名前は認識していたが,アルバムを購入するのはこれが初めてのはずである。今回は明確にメンツ買い。先日のジョンスコとのライブの記憶も新しいGerald Claytonがピアノ,そしてBrad Mehldau Trioを支えるLarry Grenadierがベースとあっては,これはちょっと期待してしまう。まぁ,よくよく見てみれば,Matt SlocumとGerald Claytonは結構共演作が多く,結構レギュラーに近いかたちで活動しているって感じだろうか。

本作やこれまでのアルバムのジャケを見ると,この人の美的なセンスみたいなものを感じさせるが,ある意味ECMのアルバムにも共通するようなテイストがジャケからは感じられる。当然,ゴリゴリのジャズではないだろうと思って聞き始めてみると,なるほど静謐な響きの中に,リリシズムを感じさせる演奏である。これがなかなかいい。決してダイナミズムに溢れた音楽だとは思わないが,決してカクテル的でもない。丁度いいぐあいのリリシズム,美的感覚と言えばよいだろうか。趣味がいいのである。逆に言えば,ドラマーがリーダーのアルバム,あるいは冒頭のSufijan Stevensの"Romulus"を覗いてMatt Slocumのオリジナルで固められたとはなかなか想像しがたい音が連続する。即ち,これがMatt Slocumの音楽性ってことになるだろう。

全編を通して,響きは一貫しているが,逆に言えば刺激に乏しいって言い方もできるかもしれない。しかし,これは3者のタッチもあるが,相当に趣味のいい音楽として,認知度を高めるためにもちょっと甘いと承知で星★★★★☆としてしまおう。それにしてもGerald ClaytonもMatt Slocumも30代だから,若手と言うよりは中堅って感じかもしれないが,なかなかやるもんだ。

Recorded on August 7 & 8,2018

Personnel: Matt Slocum(ds),Gerald Clayton(p),Larry Grenadier(b)

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