2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

2017年おすすめ作

無料ブログはココログ

« 久々に宮沢昭の復活作「マイ・ピッコロ」を聞く。 | トップページ | 実は結構好きな“Hollywood Madness“(笑)。 »

2019年4月20日 (土)

これまた久々に聞いたTom Jans。いいねぇ。

Tom-jans "The Eyes of an Only Child" Tom Jans(Columbia)

私はブラックホークの99枚として挙げられているアルバムの中でも,アメリカ,カナダ系のシンガー・ソングライターの音楽がずっと好んできた。それはジャズを聞き始めるのとほぼ同時期からだったようにも思うが,どちらかと言えば,SSWのアルバムでも渋いアルバムを偏愛してきた。このTom Jansのアルバムは,そうした中では渋さというよりも,ややロック・フレイヴァーの強い中での,曲のよさにずっと魅かれてきたアルバムである。今では本作もCDで簡単に手に入るというのが日本というマーケットの凄いところであるが,私は本作については長年LPで聞いてきたが,CDで改めて購入するところまではいっていない。でも相当好きなアルバムであることは間違いない。

上述の通り,このアルバムのよさはTom Jansの書く曲の質の高さにあるが,それに加えて,Lowell Georgeをエグゼクティブ・プロデューサーに据え,「その筋」のミュージシャンが集結した感のあるタイトなバッキングも実に魅力的。そしてこのジャケである。ジャケの暗い部分には煙草を片手に座り込む子供の姿が...。今の時代であれば許されないであろうこうしたジャケには時の流れを感じさせるが,何とも雰囲気のあるジャケットではないか。音楽とジャケが相俟って強い印象を残すというアルバムなのである。B面に入って,1曲目の"Out of Hand"からカントリー色が強くなり,やや感覚が異なってくるが,それでも本作は全編を通して実に楽しめるもので,私をSSW系アメリカン・ロックの道に誘ったものの一枚と言ってもよい。ラストに収められたタイトル・トラックなんて実にしみるねぇ。

Tom Jansは1983年には交通事故により腎臓に重傷を負い,更にはドラッグのオーバー・ドーズで1984年に36歳で亡くなってしまったが,生前彼のアルバムが売れることはなかったとしても,今でも彼の音楽は魅力を放っている。星★★★★☆。やっぱり好きだなぁ,これ。

Personnel: Tom Jans(vo, g, p), Bill Payne(p, synth), Mike Utley(org), Fred Tackett(g), Lowell George(g), Jesse Ed Davis(g), David Lindley(g, slide-g), Jerry McGee(g), Colin Cameron(b), Chuck Rainey(b), Jeff Porcaro(ds), Jim Keltner(ds), Harvey Mason(ds), Sam Clayton(congas), Valerie Carter(vo), Lovely Hardy(vo), Herb Pedersen(vo)

« 久々に宮沢昭の復活作「マイ・ピッコロ」を聞く。 | トップページ | 実は結構好きな“Hollywood Madness“(笑)。 »

ロック」カテゴリの記事

SSW/フォーク」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 久々に宮沢昭の復活作「マイ・ピッコロ」を聞く。 | トップページ | 実は結構好きな“Hollywood Madness“(笑)。 »

Amazon検索

2018年おすすめ作