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2019年3月14日 (木)

Lee Ritenour@Blue Note東京参戦記

Lee_ritenour_at_blue_note 出張先から戻り,プレゼンを1本こなしてから,Lee Ritenourのライブを観るために,Blue Note東京に行ってきた。私はLee Ritenourが参加しているライブは何回も見ているが,彼が単独リーダーのライブは初めてだったかもしれない。

今回は4ピースのバンドということもあり,やはりLee Ritenourが主役としてギターを弾きまくるって感じを期待したが,その通りだったと言ってよいだろう。いずれにしても,私は彼の演奏を聞いていて,なんと引き出しの多いギタリストだろうと思っていた。今回はLes Paulとフルアコの2本のギターでの演奏であったが,カッティングと言い,フレージングと言い,エフェクター使いと言い,とにかくうまいわ。そしてどんなタイプの音楽でも弾けてしまうのは凄い。とにかくヴォキャブラリーが違うとしか言いようがないと思えた。

演奏した曲は馴染みのある曲がほとんどなのだが,曲名が思い出せない。だが,彼のリーダー作から満遍なく選曲したって感じだった。バンドのメンバーとしては,ピアノ,キーボードのJesse Millinerがなかなか趣味のよいフレージングを聞かせるとともに, ベースのMelvin Davisはスラッピングでどファンク路線を炸裂させ,場を盛り上げていた。

ただ,このバンドの難点はドラムスのWesley Ritenourだろうとずっと思っていた。明らかにドラムスに関してはPAのヴォリューム過剰だったのは,グルーブの不足を補うためではないのかと皮肉な聞き方をしていた私である。端的に言えば,ドタドタ感が強く,ビートがずれるような感覚をもたらして,どうにも乗れないのである。それが私にとってはグルーブの不足,あるいはちょっとした気持ちの悪さにつながっていたと思える。これがもう少し真っ当なドラマーであれば,このバンドの演奏は更に優れたものになっていたと思ってしまう。2015年にDave Grusinと来た時のドラマーはWiill Kennedyだったが,明らかに違うと思ってしまった。まぁ,息子だからしょうがないってところもあるが,ここはやはりもう少し厳しい目で見る必要があると思えた。

しかし,演奏全体としては,十分楽しめたのは間違いなく,やはりLee Ritenourは優れたギタリストだと思っていた私である。トータルなミュージシャンとして,本当に大したものだと思う。単なるセッション・ギタリストの範疇で捉えてはいけないと改めて思った一夜であった。これで,エレアコで1曲ぐらいやってくれたら,更によかったかなぁってのは贅沢か。下の写真はBlue Noteのサイトから拝借。尚,当日のセットリストは下記の模様。

1. GET UP, STAND UP
2. A LITTLE BIT OF THIS & A LITTLE BIT OF THAT
3. SOARING
4. PEARL
5. STONE FLOWER
6. OOH YEAH
7. NIGHT RHYTHMS
EC. WILD RICE

Live at Blue Note東京 on March 13, 2019

Personnel: Lee Ritenour(g),Jesse Milliner(p, key), Melvin Davis(b), Wesley Ritenour(ds)

Lee-ritenour-at-blue-note-stage

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