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2019年3月 4日 (月)

いかにもECMらしいMats Eilertsenのピアノ・トリオ・アルバム。

"And Then Comes the Night" Mats Eilertsen (ECM)

_20190303 ノルウェイのベーシスト,Mats Eilertsenは,自身のアルバムに加えて,ECMの結構キーとなるプレイヤーのアルバムに参加していて,非常にレーベルでも活躍が目立つ人である。とか言いながら,彼のアルバム"Rubicon"は買っていないはずなので,偉そうなことは言えないが,それでも最近目にする機会が多い名前なのは事実である。

そんなMats Eilertsenの新作はピアノ・トリオによるアルバムであるが,これがまた何ともECM的な響きである。静謐にして美的な響きは,いかにもECMらしい。これまたレーベルではお馴染みのThomas Stronenに,オランダのピアニスト,Harmen Fraanjeを加えたトリオは,こちらが期待するサウンドを生み出していると言ってもよい。

聞く人によっては,これがほんまにジャズと呼べるのか?って評価もあるだろうが,いつもながらECMのサウンドに痺れているリスナーにとっては,これこそが期待値なのである。まぁ,段々どれがどれだかわからなくなってくるって話もあるが(爆),それでもこの実に美しいサウンドに身を委ねていれば,私には何の問題もない。

彼ら3人はほぼ同世代ということもあり,おそらくは日頃からうまが合うメンツということもあるが,それにしても見事な緊密度というか,こうしたある意味ミニマルな世界で音を紡いでいくには,阿吽の呼吸も必要なのかなぁと思ってしまう。

刺激は少ないが,ある種の幽玄ささえ感じさせる演奏。ここではStefano Amerioがエンジニアリングを担当しているが,やっぱりECMの音になっている。これは絶対レーベル・カラーに合わせているなと思わせるに十分。ちょいと甘いと思いつつ,星★★★★☆。ここで聞かれる美学はやはり沁みるねぇ。雨降りの日に,膝を抱えて聞くには最適(爆)。

Recorded in May 2018

Personnel: Mats Eilertsen(b), Harmen Fraanje(p), Thomas Stronen(ds)

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コメント

雨のしとしとと降る日にですか・・・・そうですね、それもありですね。私は外は雪の舞うような静かな夜に納得して聴いていました。
おっしゃるように、これがジャズなのかと、昔のアメリカ発のビックバンド・ジャズを考えると隔世の感があります。
しかし、これもジャズなんですね。私は歓迎派です。

やはり、ECM的にいいピアノ・トリオっていうのは、ありますねえ。私もそういうところにほれ込んでいるのかもしれません。ベーシストがリーダーのアルバムとは思えないぐらい、うまく全体的にまとまっていて、いいアルバムでした。

TBさせていただきます。

風呂井戸さん,こんにちは。TBありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ありません。

もちろん,雪の舞い散る中でこれを聞いても,雰囲気的にはいいでしょうね。何れにしても膝を抱えますね(爆)。

私にとってもこれはジャズとして捉えられますが,ジャズの懐の深さは十分感じられますよね。

ということで,追ってこちらからもTBさせて頂きます。

910さん,こんばんは。TBありがとうございます。

このアルバムはECMの美学を強く感じさせてくれて,私も非常に評価したくなるものでした。北欧の厳しい冬にも似た透徹な感覚は聞く者を感動させると思いました。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

すみません、、駆け込みです。m(_ _)m

マッツさま、昔から大好きなんです。
今回は、めちゃファンタスティックな感じでびっくり。
とても、良いとおもいました。

ヘルゲ・リエンの新しいトリオのベーシストになったんですよ。
新譜が楽しみです!!

Suzuckさん,更にこんばんは。まとめての返信で申し訳ありません。

やはりこういうトーンがECMらしいと言いますか,私にとっては非常に痺れる響きって感じです。いかにも北欧の音って感じが好きでした。

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