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2019年3月 3日 (日)

待望!Chris Potterの新作は強烈なエレクトリック路線へ。

"Circuits" Chris Potter(Edition)

_20190302 クリポタことChris Potterの待望の新譜である。ここ暫く,ECMからのリリースが続いていたが,今回は英国のEditionレーベルに移っての新作である。今回のアルバムのポイントはJames FranciesとEric Harlandとのトリオ編成を中心とするということだろうが,Pat Methenyが新プロジェクト"Side Eye"において,同じくJames Franciesを迎え,そしてクリポタとの共演も長いNate Smithがドラムスを叩いていたこととも,編成やメンツ的に重なるところが面白い。

そして,アルバムがリリースされる前から,一部の音源がストリーミングで聞けた訳だが,そこで聞かれるクリポタの超絶フレーズを聞いていれば,ファンとしては期待が高まるのが当然のことであった。

既にストリーミングで全曲聞けるようになってはいたが,ようやく英国から飛ばした現物が届いたので,今回記事を描いている。私としてはECMでのアコースティックな感覚も評価していたが,私にとって忘れられないのはUndergroundにおけるファンクなクリポタのサウンドなのである。今回は編成からしても,当然エレクトリック路線の強化が想定される中で,実にクリポタらしいサウンドというか,こちらの期待に完全に応える形の音になっているのには嬉しくなってしまう。クリポタかくあるべしなのだ。

冒頭の"Invocation"におけるサックス/クラリネットの多重録音によるアンサンブルにはちょいと戸惑うが,その後は完全にクリポタ節の炸裂である。思わずウハウハしてしまった私である。ちょっと惜しいなと思えるのが,エンジニアリングがイマイチで,もう少しエッジが立った音の方がいいように感じるが,それでもここでのクリポタのサウンドは実にカッコいいと思う。星★★★★☆。是非,このバンドのライブは見てみたいと思うのは私だけではあるまい。

余談だが,私のところにデリバリーされたCDには裏面に51/100とシリアル・ナンバーらしきものが手書きで書かれているが,普通にCDでもLPでもリリースするのだから,こういうのってあんまり意味ないなぁ。中古盤屋に持って行ったら,書き込みありとかで価格を下げられるだけである(爆)。まぁ,私が生きているうちに売る気はないが。

尚,ネット上にトリオでのライブ映像があったので,貼り付けておこう。結構長いので,ゆっくり見ることにしよう。

Recorded in September, 2017

Personnel: Chris Potter(ts, ss, cl, b-cl, fl, sample, g, key, perc), Eric Harland(ds), James Francies(key), Linley Marthe(b)

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コメント

昨年このバンドはNYCのVVで観ました。これがやりたい音楽なのかなあ?と不思議な気持ちになったのを思い出します。直後にダニーロペレスのバンドに客演していた方が良かったなあ。もう少し、評価は置いておくことにしていたいと思います。

カビゴンさん,おはようございます。おっしゃることもわかりますが,Vanguardのアンビエンスにはこの音楽はフィットしないってことが影響しているように思えます。

ストレート・アヘッドでも,コンテンポラリーでもその場をかっさらうのがクリポタだと思ってますし,これも彼の志向の一つだと思います。Underground好きの私には全く問題なしでした。

閣下、トラバをありがとうございます。
そして、いつも、ありがとうございました。

どうやら、、最後のトラバになりそうです。
クリポタ、強し!
やっぱ、こういうのも期待しちゃいますよね。

トラバいたしますね!

個人的な好みでかなりうるさいことを言えば、全曲エレキ・ベースの人が入ってほしかったなあ、と思いますが、それは今後のアルバムで実現するかもしれないし、楽しみにしています。このソロの破壊力は素晴らしいですね。ECMの諸作より、やはりこっち方面の人だなあ、と思いました。

こちらからも最後のTBをさせていただきます。

Suzuckさん,こんばんは。出張していて,TB公開が間に合いませんでした。申し訳ありません。

クリポタらしいイケイケ感があって,やっぱりこういうのは燃えますよね。ということで非常に満足のいくアルバムでした。

910さん,こんばんは。

まぁ,クリポタは元々はUndergroundもベースレスでしたので,その延長線上にあると思っています。ソロの破壊力というのはおっしゃる通りで,やはりクリポタは場をさらう人だと思いますね。

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