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2019年2月18日 (月)

完全ノーマークだったPaolo Fresu Devil Quartetのアルバム。

"Carpe Diem" Paolo Fresu Devil Quartet(Tuk Music)

_20190216 私が初めてPaolo Fresu Devil Quartetを聞いたのは2008年に遡るので,もう10年以上経過している。その時のアルバム"Stanley Music"の記事には「全編に渡ってエレクトリックとアコースティックが絶妙にブレンドした素晴らしい演奏」なんて書いているが,非常に私に刺激を与えてくれた結果,その年,非常によく聞いたアルバムとなった(記事はこちら)。正直言って痺れてしまったのだ。その後,彼らのアルバムを聞いていて,本当にいいバンドだと思っているので,動きはフォローしているつもりだった。

しかしである。2017年にレコーディングされた本作については全くノーマークだったし,リリースされたこと自体認識していなかったのだから,私も適当なものである。アメリカからアルバムを飛ばしている間に,ストリーミングでこの音楽を聞いていたのだが,これまでのDevil Quartetの音楽の感じとやや印象が異なる。それはギターのBebo Ferraがアコースティック・ギターで通していることと,音楽的にも静謐感が増していることが挙げられるだろう。

私としては,先述の通り,エレクトリックとアコースティックのブレンド具合にこのバンドの魅力を感じていただけに,この路線の変更にはやや戸惑ったというのが正直なところである。しかし,メロディアスに展開されるここでの演奏には,それなりの魅力もあり,これはこれとして楽しんだ方がいいと思った。

そして,特筆すべきは,このアルバムの音の良さだろう。私の部屋のしょぼいオーディオ・セットで聞いてもこの音の良さは明白だ。クレジットを見れば,エンジニアはStefano Amerioである。流石の手腕というところだろう。Stefano Amerioは昨今はECMのエンジニアも務めることが多くなっているが,あちらはECMの個性を優先しているのに対し,ここでは生々しさを感じさせるエンジニアリングぶりである。それも含めて星★★★★。

Recorded between January 12 and 16, 2017

Personnel: Paolo Fresu(tp, fl-h), Bebo Ferra(g), Paolino Dalla Porta(b), Stefano Bagnoli(ds)

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コメント

私も、ノーマークでした。
おかげで、フォローできて嬉しいです。m(_ _)m

おっしゃる通り、エレクトリックの路線を排除してしまったのは惜しいとおもいます。でも、フレスのふくよかな音を存分に楽しみました。
本当に、、音、いいですよね。

トラバしますね。

Suzuckさん,こんにちは。TBありがとうございます。

私としてはエレクトリックなフレイヴァーがこのバンドの魅力だと思っていたので,今回のアコースティックな感覚はちょっと戸惑いました。しかしおっしゃる通り,Fresuのラッパの豊潤さは捨て難い魅力を放ちますね。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

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» まさに、春到来 『Carpe Diem / Paolo Fresu Devil Quartet』 [My Secret Room]
パオロ・フレスのデヴィル・カルティット。 『Stanley Music!』、『D [続きを読む]

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