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2019年1月 7日 (月)

久々に聞いたStan Getzの"The Dolphin"

"The Dolphin" Stan Getz(Concord)

Stan_getz_the_dolphin_2Stan Getzのアルバムってのはそれこそかなりの数が存在するわけだが,どれを取ってもそれぞれに聞きどころはあると思える。もちろん,全部が全部傑作ってことはないが,平均点は極めて高い人である。50年代の演奏ももちろん素晴らしいが,活動の後期に吹き込んだEmArcyのアルバムなんて実に味わい深い。

そんなGetzがConcordレーベルからアルバムを出すようになったのが80年代前半のことであるが,本作がConcordにおける第1作ってことになるはずだ。本作は,今はなきKeystone Kornerで吹き込まれたライブ音源だが,ライブではこの程度の演奏は当たり前にやっていたはずのGetzだと思うが,派手さはないが,極めて堅実な共演者を得て,Stan Getzらしいフレージングを連発していて,嬉しくなってしまう。

感ずるに,Stan Getzの演奏ってのはあまり熱くなることはないのだが,それでもジャズ的なフレイヴァーを濃厚に感じさせるところがGetzの真骨頂ではないかと思ってしまう。本作は選曲にまた趣味の良さがにじみ出てるよねぇって感じだが,優れた美メロを生み出すJohnny Mandelの2曲,"A Time for Love"と"Close Enough for Love"が選ばれているところがいいよねぇ。こういう演奏を聞くと,Fred HerschのJohnny Mandel集"I Never Told You"が聞きたくなってしまうという副次的な効果も大きいのだ(きっぱり)。それを考えると,Stan GetzとFred Herschの美学には接点があるのではないかとさえ思ってしまう。まぁ,贔屓の引き倒しと言われてしまえばその通りだが,それが何か?と開き直ろう(爆)。

そして,スウィンギーに歌うGetzの「夜千」も最高である。こういう演奏を聞いていると,Stan Getzの魅力に気づくのが私は遅過ぎたって気もするが,これからの人生において,Stan Getzが私の音楽生活を潤いに満ちたものにすることは間違いない。今からでも遅くないのだ。Stan Getzの魅力溢れる好盤として,星★★★★☆。

Recorded Live at the Keystone Korner in March, 1981

Personnel: Stan Getz(ts), Lou Levy(p), Monty Budwig(b), Victor Lewis(ds)

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