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2019年1月 8日 (火)

正月休みの最終日に見た「アリー/スター誕生」

「アリー/スター誕生("A Star Is Born")」('18,米,Warner Brothers)

A_star_is_born監督:Bradley Cooper

出演:Lady Gaga,Bradley Cooper,Sam Eliott,Andrew Dice Clay,Rafi Gavron

正月休みの最終日は,「働き方改革」により世間が仕事モードに入っている1/7だったのだが,せっかくなので,空いているだろう。ということを見越して映画を見に行ったのだが,選んだのが,米国内においてもすこぶる評判のよい本作である。

そもそも本作もリメイクで,4度目というのはかなりのものであるが,古くはJanet Gaynor,Judy Garland,そしてBarbra Streisandが演じてきた役回りを,今回演じるのがLady Gagaってのが注目のポイントであろう。正直言って私はLady Gagaには何の興味もないのだが,なぜこの映画が評価が高いのかを確かめたいというのが,本作を選んだ最大の要因であった。そして,なるほど,これはよく出来た映画だと思えた。

私が何より驚いたのは,Bradley Cooperの音楽的な能力であった。Bradley Cooperが本作で打ち出したアメリカン・ロックが炸裂する感じの音作りは,とても素人とは思えないものであった。Lady Gaga演じるAllyは,Bardley Cooperと歌うシーンでは,楚々とした歌いっぷりであるが,徐々に「スター誕生」モードに入ってくると,曲も歌唱もポップに転じていくのだが,私としてはアメリカン・ロック的なサウンドにおけるLady Gagaでいいではないかと思ってしまったが。そうはいいながら,ラストに歌われる"I'll Never Love Again"におけるLady Gagaの歌唱はまさに絶唱であり,このシーンを見るだけでもこの映画は価値があると思えたぐらいである。

更にこの映画の監督を兼ねたBradley Cooperの手腕も大したものである。これはおそらく最近出演が続くClint Eastwoodの演出術を見習った部分があるのではないかと思わせるが,実に手堅い。更に手腕を磨けば,役者掛け持ちの世界ではBen Affleckといい勝負できるのではないかと思えた。

まぁ,そんなに簡単にスターが生まれるのかって気もしないではないが,それでもこれは評判のよさも理解できる作品であった。星★★★★☆。しかし,映画としては「ボヘミアン・ラプソディ」をはるかに上回る質のこの作品が,ゴールデン・グローブで「ボヘミアン・ラプソディ」に敗れたってのはどういう訳か?また,主演女優賞の下馬評も高かったLady GagaはGlen Closeに敗れるってのは,役者としての相手が悪いというところはありつつも,リメイクってのが引っ掛かったのか,あるいはLady Gagaが映画/TV界からの受けが悪いのかって思ってしまう。でもちゃんと評価すべきものは評価した方がいいと思うけどなぁ。

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