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2019年1月 6日 (日)

正月休みにフランス映画にはまる:「悪魔のような女」

「悪魔のような女(Les Diaboliques)」(’55,仏)

Photo監督:Henri-Georges Clouzot

出演:Simone Signoret,Véra Clouzot,Paul Meurisse,Charles Vanel

私はフランス映画に極端な思い入れがある訳でもないのだが,中条省平の「決定版!フランス映画200選」って本を見ると,フランス映画が見たくなってしまうという単純な人間である。ただ,この本がどこに行ったか全然わからなかったのだが,CD売却をすべく在庫の箱をクロゼットで漁っていたら,あった,あった。ってことで,風呂場に持ち込んでこの本を読んでいると,またまたフランス映画が見たくなってしまった。ということで,たまっていたポイントやクーポンを使って何枚かフランス映画のBlu-rayやDVDを仕入れたうちの一枚がこれである。

監督のHenri-Georges Clouzotと言えば「恐怖の報酬」が最も有名だろうが,あれは昔レーザー・ディスクを持っていたなぁってことで,今回は彼の映画でもサスペンス映画として評価の高いこの映画をBlu-rayで入手した。今回4Kリストアが施されて,確かに画面は製作から60年以上経過しているとは思えぬクリアさであった。

それでもって,これは典型的な悪女ものであるが,主役のSimone SignoretとVéra Clouzotの対比が強烈な上に,Véra Clouzotの旦那を演じるPaul Meurisseがえげつなく嫌らしい男を演じていてぞっとしてしまう。そしてそこに飄々と絡むCharles Vanelってのが出来過ぎであるが,Alfred Hitchcockも意識したというのもうなずけるサスペンスフルな演出には,思わずうなってしまった。

そして,Simone Signoretの悪女ぶりの凄まじいことよ。リメイクでその役を演じたのはSharon Stoneのはずだが,悪女役で鳴らしたSharon Stoneも足元にも及ばぬここでのSimone Signoretの悪女ぶりには,参ったという言うしかない。むしろ,カッコいいとさえ思ってしまう。

こういうのが正月早々見るような映画か?と言われれば,絶対違うだろうと思いつつ,これはいいものを見せてもらった。風呂場のシーン,恐過ぎである。これには喜んで星★★★★★としよう。傑作である。こういうことがあると,古い作品もちゃんと見ないといかんということを再認識。

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