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2018年10月17日 (水)

丁寧に作られたLaura Nyroトリビュート・アルバム

”Time And Now: The Music of Laura Nyro" Various Artists(Astor Place Recordings)

_20181014私はLaura Nyroも昔から結構好きで,アルバムも相応の数を保有している。早いもので彼女が亡くなってから20年以上が経過しているが,今でも彼女の曲は魅力的に響くし,多くのミュージシャンから今でも愛されているはずである。2014年にリリースされたBilly Childsのトリビュート作なんて,涙が出るほど素晴らしかった(記事はこちら)。

しかし,彼女を追悼するという意味で,彼女が亡くなってほどなくリリースされたこのアルバムも忘れ難い。アルバムのプロデュースは,懐かしやFifth Avenue BandのPeter Gallwayが務め,日本ではあまり知られていないミュージシャンも含めて作られたアルバムは,コンピレーションでありながら,Laura Nyroの曲の魅力を掘り起こすとともに,尊敬を込めて演奏されたという点で,非常に好感度が高いのである。女性ミュージシャンによる演奏となっているのは,昨日取り上げたDionne Warwickと同じなのだが,私としては全然レベル,と言うか志が違うと言いたい(きっぱり)。

多くはSSW/フォーク系からミュージシャンが集まっているが,その中で異色なのは,唯一インストで勝負するLeni Stern。この曲のプロデュースがLarry John McNallyってのもへぇ~って感じだが,バックにはまだ当時は若手であっただろうTim Lefevre,Lionel Cordew,そしてヴェテラン,Don Aliasの名も。落ち着いた雰囲気で,しっとりと"Upstairs by a Chinese Lamp"を演奏している。また,女性アカペラ・グループ,”When I Die"も結構雰囲気は違うが,好き嫌いは別にしても,ユニークなアダプテーションと言える。最後のDana BryantはBill Laswellがプロデュースということもあり,全編スクラッチ炸裂で一筋縄ではいかないが,これはこれでってことで(笑)。こんなところにKarl Bergerの名前を見つけると思わなかったが。

まぁ,でも一番しびれる出来だと思ったのはPatty Larkinが歌った"Poverty Train"だったかもなぁ。この人,決してメジャーにならないが,このダークな感覚,いいねぇ。Holly Coleが歌った"Sweet Blindness"はバックのサウンド含めて高得点って感じである。

こうしたコンピレーションゆえに,玉石混交は仕方ないところではあるが,先述の通り,Laura Nyroへのリスペクトが強く感じられるという点では評価したくなってしまうアルバム。星★★★☆。でも音楽的質では,Billy Childs盤の方が圧倒的にハイ・レベルだが。

尚,参加ミュージシャン多数につき,詳細パーソネルは省略。

Personnel: Phoebe Snow(vo), Jill Sobule(vo, g, sarongi), Suzanne Vega(vo), Roseanne Cash(vo), Jane Sibbery(vo), Beth Neilsen Chapman(vo), Lisa Germano(vo), The Roches(vo), Sweet Honey in the Rock(vo), Jonatha Brooke(vo, g), Holly Cole(vo), Leni Stern (g), Dana Bryant(vo)

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