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2018年9月 7日 (金)

Kurt Rosenwinkel@Cotton Club参戦記

Photo

Kurt RosenwinkelのCotton Clubでの3日間のライブの中日を観に行ってきた。当初,セカンドだけを観るつもりで,大混雑を予想してちょっと早めに並びに行ったのだが,誰もいない。ってことで,待っててもしょうがないから,財布には痛かったが,ファースト・セットからの参戦となった。で,中に入ってみると,半分ぐらいしか埋まっていない。まぁ,当日は関西地方を襲った台風の影響で,東京も強風が吹いていたから,家路を急いだ人も多い中でのライブなので,多少集客力の低下があったかもしれない。まぁ,それでもセカンドは7~8割方埋まったってところか。

一言で言えば,この人の演奏は淀みがなく,流れるようなフレーズが次々と出てくる。変態的な超絶技巧とは感じさせないが,マネできそうでも実際にはマネは難しいって感じがするなぁとずっと考えていた。まぁ,それでもファーストでやった”Confirmation“なんて崩しまくりで,十分変態だったが。

オリジナルはファーストの1曲目だけだったと思うが,これが結構コンテンポラリーな感じでぞくぞくしてしまったが,それ以外は先人のジャズ・オリジナルやスタンダードで固めるというかたちだった。これはベースに急遽,須川崇志が入るということで,妥当な対応だったと思うが,Kurtの足元には,曲目が書いたリストがあって,そこからその場で弾く曲を選んでいるって感じだったのは,Fred Herschと同じだろう。

今回,象徴的だったのは,ファースト,セカンドともにMingusとジョーヘンをやったことか。ファーストではそれぞれ”Self-portrait in Three Colors”と“Punjab”,セカンドでは“Goodbye Pork Pie Hat”と”Serenity“をやったはずだ。その辺にRosenwinkelの志向が感じられる。“Goodbye Pork Pie Hat”は結構ストレートにやっていて,ついついJeff Beckと比較したくなった私。

今回,ドラムスは父親はギターのMark Whitfield, Jr.だったのだが,血筋を感じさせるドラミングは実に大したものであった。リーダーが作曲者を思い出せないでいると,すかさずBenny Golson(”Along Came Betty“)だ,John Lewis(”Milestones“)だとすかさずサポートするところは,勉強熱心だねぇと思わせた。ドラムスを叩いている時の笑顔とか,好感度の高い人であった。また今回シットインの須川崇志はよく頑張ったが,ソロのクォリティにばらつきがあったのはちょいと惜しい。それでもトラの役割は十分果たしていたとは思う。

尚,今回は終演後のサイン会はなかったが,来場者にはお土産にピックが渡されていた。でもSong X Jazzとしてはサイン会をやって,売上と印税に貢献した方がいいように思うけどなぁ。まぁ,私は以前,国立でサインはゲット済みだからいいんだけど。

Live at Cotton Club東京 on September 4, 2018,1st & 2ndセット

Personnel: Kurt Rosenwinkel(g), 須川崇志(b),Mark Whitfield, Jr.(ds)

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コメント

閣下、トラバをありがとうございます。
そう、お土産ピックなんだかんだと4枚?もっている気がします。

皇帝さまは、左右の手の動きが尋常じゃないくらい速いのに、
きちんと音になっていて、しかも変態フレーズ、ってなんでやねん!
このライブ、ベースもドラムもトラだったんですよねぇ。
でも、ハイクォリティな演奏でした。
きっと、また来たら行ってしまうのだろうなぁ。。

Suzuckさん,こんばんは。TBありがとうございます。返信が遅くなりました。

おっしゃる通り,高速にて跳躍的なフレーズはまさに変態と呼ぶに相応しいですが,単なる変態ではなく,音楽的に芳醇なのが素晴らしいと思いました。また見てみたいと思わせるに十分でした。

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