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2018年8月26日 (日)

ECMレーベルの未聴アルバムの中から,今日はJulia Hülsmann with Theo Bleckmann。

"A Clear Midnigh: Kurt Weill and America" Julia Hülsmann Quartet with Theo Bleckmann(ECM)

_20180826イベントやら飲み会やらで,またも更新が滞ってしまったが,ECMの未聴盤の山から今日はこれである。Julia Hülsmannについては,その後リリースされた"Sooner And Later"は既にブログにアップしている(記事はこちら)のに,このアルバムがなぜ放置されたのかよくわからない。そこにも,彼女の"Imprint"が見つからないなんて書いているが,それは結局見つかった(爆)。それらを踏まえれば,単に自分の中での彼女のアルバムを聞く優先順位が上がってこないだけのことだろうが,この人のアルバム,聞いてみると非常にいいアルバムが多いのが常なので,彼女には誠に申し訳ないと言わざるをえない。

このアルバムは,そのJulia HülsmannがヴォーカルのTheo Bleckmannを迎えて,Kurt Weillの曲を中心に演奏するというアルバムである。Theo BleckmannはBen Monderなどのバックで,サウンドとしてのヴォイスを提供している印象が強いが,彼もその後ECMからリーダー作をリリースしているが,それも記事にしていないなぁ(苦笑)。いずれにしても,ここではTheo BleckmannがWeillの曲を歌うとどうなるかってのが一番の注目ポイントだろう。

しかし,聞いてみて,冒頭の曲を"Mack the Knife"だと認識できるのか?と言いたくなるようなアレンジである。そして,いかにもECM的な音場で展開される音楽は,やっぱり好みだなぁと思う。サウンド的に言えば,通常のトリオではなく,ラッパを加えたことがいいアクセントになっていて,これが落ち着ける音楽である。まさに刺激を求めるためではなく,心の安定を得るために使いたいと思ってしまう。

いずれにしても,これも3年以上放置したことについては,反省しなければならない。やっぱりCDは買ったタイミングで,タイムリーに聞くということが大事だなぁと思ってしまった。非常に渋いアルバムなので,万人受けするとは思えないが,これはいい作品であった。星★★★★☆。

Recorded in June 2014

Personnel: Julia Hülsmann(p), Theo Bleckmann(vo), Tom Arthurs(tp, fl-h), Marc Muellbauer(b), Heinrich Köbberling(ds)

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