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2018年5月29日 (火)

久しぶりに聞いた"Tattoo You"

"Tattoo You" The Rolling Stones (Rolling Stones/Columbia)

_20180527_2懐かしい。このアルバムには全くクレジットの表記がない。しかし,Sonny Rollinsが本作に参加していることは結構早い時期から知られていたはずである。それぐらいの記憶しかないが,私はこのアルバムをリアルタイムで聞いていた訳ではない。

以前このブログにも書いたことがあるかもしれないが,私は遅れてきたStonesファンである。そうは言いながら,"It's Only Rock'n Roll"あたりはFMで聞いていたクチだが...。そんな私が彼らの初来日ライブを東京ドームで見て,彼らのバンドの凄さを認識するまでは,彼らの本質を理解してなかったようにも思える。それは私の洋楽原体験はBeatlesの方だったということが一番の理由なのだが,彼らのほとんどアルバムも持っていなかったと思うし,これも来日公演後に渡米生活を送るようになった頃,廉価盤で仕入れたもののはずである。

だから,このアルバムがリリースされたのはMick JaggarとKeith Richardsが仲たがいをしていている頃で,アルバム制作を迫られて無理やり作ったよう作品であることなんてことも,今回この記事を書くに際して知ったことに過ぎない。だが,彼らのライブで欠かすことができなくなった"Start Me Up"で始まるこのアルバムが,ある意味寄せ集めみたいなものだと思う人間はそんなにいないのではないかと感じるほど,よく出来たアルバムに仕上がっている。そうした意味では,極めてよくプロデュースされたアルバムであり,実質的なプロデューサーであったであろうChris Kimseyを褒めるべき作品。

逆に言えば,アウトテイクを集めて,それにオーバーダビングすれば,こういうアルバムに仕上がってしまうというのがStonesの凄いところだということにもなる。ジャズ・ファンからすれば,Sonny Rollinsがなんでここに?って気はするが,"Slave"で聞かれるテナーは,完全にロックを乗っ取るRollinsが聞けて,久しぶりに聞いても興奮してしまった。アルバム最後に収められた"Waiting on a Friend"では歌心全開のRollinsが聞ける。だからと言って,Rollinsを聞くために積極的にプレイバックする訳ではないが,なかなかいいアルバムであることは事実。まぁ星★★★★ぐらいにしておこう。

下記のパーソネルは後にわかったものだが,あくまでも参考として記載しておこう。

Personnel: Mick Jaggar(vo, g, hca, perc), Keith Richards(g, vo, b), Ronnie Wood(g, b, vo), Bill Wyman(b, g, synth, perc), Charlie Watts(ds, perc), Mick Taylor(g), Nicky Hopkins(p, org), Ian Stewart(p), Billy Preston(key), Wayne Perkins(g), Ollie Brown(perc), Pete Townsend(vo), Sonny Rollins(ts), Jimmy Miller(perc), Michael Caraavello(perc), Chris Kimsey(el-p), Barry Sage(clap)

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