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2018年5月 3日 (木)

米国出張中に見た映画:7本目は「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」

「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル("I, Tonya")」('17,米)

I_tonya監督:Craig Gillespie

出演:Margot Robbie, Sebastian Stan, Allison Janney, Paul Walter Hauser

米国からの復路の2本目で見たのがこの映画であったが,これが実話ベースの話ながら,実に強烈な印象を残す映画であった。Nancy KerriganをめぐるTonya Hardingによる殴打事件というのは,多くの人の記憶に残っていると思うが,その背景を描いた映画であり,ここに描かれる人間模様はほんまかいな?と思わせるが,エンド・ロールで出てくる本人たちの映像を見ると,薄ら寒いものさえ感じさせる強烈な映画であった。

ここで描かれていることが真実だとすれば,Tonya Hardingというスケーターは,フィギュア・スケートという競技が与える印象とはかけ離れたキャラの持ち主だったということになるが,その勝気な性格はトリプル・アクセルの成功という技術面では機能しても,優美さという一方の要素をないがしろにしたような印象を与える。だが,ここで描かれていることが事実に近いとすれば,それは先天的なものではなく,あくまでも後天的な要素によって生まれたものであり,彼女も被害者の一人だったのではないかとさえ思わせる。そして,Nancy Kerrigan襲撃事件には,当のTonya Hardingが実際には関わっていなかったとすれば,まさにこれは悲劇だったと言わざるをえない。

そういったことを痛切に感じさせる映画には一見の価値があることは言うまでもないし,放送禁止用語を連発するセリフも強烈ながら,オスカーで助演女優賞を取ったTonyaの母を演じるAllison Janneyの演技を見るだけでも価値がある。間もなく日本でも公開となるこの映画が当地でヒットすることは難しいとは思うが,実によく出来た映画として,ここで声を大にして推薦しておきたい。星★★★★☆。いずれにしても,この映画を見ていて,登場人物には真っ当な人間の方が少ないと思えるが,中でもPaul Walter Hauser演じるShawn Eckhardtが一番狂っていたなというのが実感。それにしても,みんな実際の人物に似せているねぇ。そういう意味ではMargot Robbieが一番似ていないのはご愛敬。

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