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2018年4月23日 (月)

久しぶりに聞いた"The Heaert of Things"

"The Heaert of Things" John McLaughlin (Verve)

_20180422保有しているCDの枚数が増えると,収納場所に困ってしまい,いくら好きなミュージシャンでも一部の音源は段ボールに入れてクロゼットにしまい込んでしまうことがある。そうすると,たまに聞きたくなったCDがどこにあるのかわからない。今回は,別のCDを探していて,このCDとこれに続くライブ盤に遭遇した。

私はJohn McLaughlinの音源は結構保有しているが,なんでこれをクロゼットにしまい込んだかはよく覚えていない。しかし,デニチェンと共演したニュー・タイプのMahavishnu Orchestraという趣のこのアルバムを久しぶりに聞いた。

Mahavishnu OrchestraにはBilly Cobhamのようなドラマーが必要であった訳だが,ここではデニチェンである。まさにデニチェンらしいタイトなドラミングで,このバンドの屋台骨を支えているが,それに加えて,Matthew Garrisonの活躍が意外なほど光っているのがこのバンドの特徴である。Gary Thomasについては,彼のキャリアにおける最後の輝きってところか。本当に一体どこへ行ってしまったのかと思わせるが,ここではブリブリとサックスを吹いており,バンドにもフィットしているように感じさせるだけに,どこへ行ったかわからない今の状態は惜しいなぁと思わせる。故郷ボルチモアで教鞭を執っていたという話もあるが,それも昨年には辞任してしまったようである。

それはさておき,ここにはJohn McLaughlinらしいタイトな演奏がてんこ盛りである。テンション高過ぎとも感じられるが,テンションの低いMcLaughlinなんてありえない(きっぱり)なのだからいいのである。このアルバムが出た97年当時としては48分程度という,比較的短い収録時間であるが,これ以上長いと疲れるし,最後にアコースティック・ギターで演じる"When Love Is Far Away"をエピローグ的に持ってきたのは正解だったと思う。クレジットにはないが,最後の曲には拍手が入っているから,どこかのライブ音源なのかもしれないが,味わい深いエンディングである。

いやいや久しぶりに聞いたが結構よかったわぁってことで,星★★★★☆。

Personnel: John McLaughlin(g), Gary Thomas(ts, ss, fl), Jim Beard(p,synth),Matthew Garrison(b), Dennis Chambers(ds), Victor Williams(perc), Jean-Paul Celea(b)

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