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2018年4月 2日 (月)

Spielbergらしいリベラルなトーンに満ちた「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」

「ペンタゴン・ペーパーズ:最高機密文書("The Post")」('17, 米,Fox/Universal)

The_post_2監督: Steven Spielberg

出演: Meryl Streep, Tom Hanks, Sarah Paulson, Bob Odenkirk

 この週末に見に行ったのが,日本では公開されたばかりのこの映画である。いかにもSpielbergらしいリベラルな気風に溢れた映画である。一言で言えば報道の自由を追求する新聞社側と不都合を隠そうとする政権のバトルを描いているが、徹底的に揶揄されるRichard Nixon像は,不都合な報道を「フェイク・ニュース」とするDonald Trumpと完全にオーバーラップしている。そして,ラストにウォーターゲート事件を持ってくることにSpeielbergのTrumpへの猛烈な皮肉を感じて笑っていた私である。

 結論からすれば,実話ゆえに結末はわかっているにもかかわらず,テンポよく面白く見られる映画に仕立てたSpielbergの手腕は見事と思えた。そして,強調したいのはこの映画の主役はMeryl Streepであり,本質的にこの映画は彼女のための映画だということである。ストーリー上はTom Hanksも立派な主役だが,Meryl Streepの存在感が圧倒的であった。まぁ、Tom Hanksにとってちょっと可哀想だったのは,彼が演じた編集主幹,Ben Bradleeは「大統領の陰謀」でJason Robardsが渋く演じて,オスカーの助演男優賞を取っているだけに,我々の年代にはその印象が強く残っていたことか。

 いずれにしても,私のようなリベラルな人間にとってはこういう映画を見ていると実に嬉しくなってしまった。ということで,甘いの承知で星★★★★☆。面白く見られることは保証できる。メディアの批判に熱心などこかの国の政治家や彼らの取り巻きにも見せたいものだ。

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コメント

いやあ、こんな映画がメジャー作品として作られる米国の方が、ダメダメな行政、政治家(個人の感想です)の両国ですが、まだ日本よりましかも。メリルはこの演技で主演女優賞の候補にまたもやノミネートされていましたが、まあこれくらいお茶の子さいさいでしょうね。

カビゴンさん,更に続けてこんばんは。

はい。リベラルがリベラルとしての活動を明示的に行える風土が米国にはあると思います。それこそ日本は,映画界も忖度しちゃうんじゃないですかねぇ(笑)。

それにしても「お茶の子さいさい」って何だか新鮮に響くなぁ。

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