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2018年4月 5日 (木)

久々にGretchen Parlatoを聞く。

"In a Dream" Gretchen Parlato(Obliq Sound)

_20180401Gretchen Parlatoについては,私は高く評価していて,彼女の"The Lost And Found"は2011年のベスト作の1枚に選んでいる。だが,なぜか彼女のライブには縁がなく,これまで生では見たことがないが,近い将来にでも生で見てみたいシンガーである。

そんなGretchen Parlatoにはセルフ・プロデュースの自主制作盤があるが,これはObliq Soundレーベルと契約して2009年にリリースしたアルバムである。そもそも彼女は2004年のヴォーカル部門のMonkコンペで優勝しているぐらいの実力者なのだが,彼女のアルバムは非常に強いジャズ的なフレイヴァーを感じさせるところがいいのだ。サウンド的にはコンテンポラリーに響くのだが,彼女の出自がジャズだと感じさせる選曲を必ずアルバムに織り込むのが特徴的である。本作でもHerbie Hancockの"Butterfly"をやり,Wayne Shorterの"E.S.P."をやっていて,例外ではない。後者はスキャットで仕上げ,それを支えるAaron ParksのRhodesの響きがまた魅力的なのである。

純粋ジャズ・ヴォーカルというよりも,コンテンポラリー・ヴォーカルと位置付ける方がよいであろうその歌唱ぶりはいつ聞いても魅力的だし,彼女のアルバムは非常に優れたメンツに支えられて作られている。ここでもAaron Parksだけでなく,Lionel Loueke, Derrick Hodge,Kendrick Scottが支えているのだ。私はLionel Louekeを苦手としているが,ここでの弾きっぷりなら許せる(きっぱり)。

本作はかなり抑制されたスタイルでの歌唱が目立つが,やはりこの人の歌には強い魅力を改めて感じた私であった。本当,才能あるよねぇ。まぁ,"The Lost And Found"には及ばないとしても,十分いけている佳作である。星★★★★☆。

Recorded on September 16, December 17 & 18, 2008

Personnel: Gretchen Parlato(vo, perc, clap), Lionel Loueke(g,, vo), Aaron Parks(p, rhodes, org, synth), Derrick Hodge(b), Kendrick Scott(ds, perc)

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