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2018年2月 9日 (金)

大西順子をBlue Noteで観たのだが...。

本来ならば,先日観たLarry Carltonのライブについて先にアップするのが筋だが,ヴィヴィッドな感覚が残っているところで,大西順子のライブについて書いておきたい。

私は長年,大西順子の音楽について高く評価してきたつもりである。何度かの引退状態もあったが,復活した時の音源についても,ライブについてもこのブログに書いてきたし,基本的には私を魅了する音楽を提供してもらったと思っている。最新作"Glamorous Life"についてもちゃんと褒めたつもりだ。だが,絶対にその前作"Tea Times"について認める気はないし,あのような愚作をリリースしたことを彼女は恥じるべきだと思っている。それでも,"Glamorous Life"はよかったと思ったがゆえに,今回Blue Note東京で開催されたライブにも足を運んだのだ。

だが,私はライブの場で,妙に増幅されたピアノの音を聞いて,違和感を覚えていた。Blue Noteのようなヴェニューで,どうしてああいったピアノの音を聞かなければならないのかという違和感は最後まで消えることはなかった。ドラムスの高橋信之介が非常にいいドラミングを聞かせ,ベースの井上陽介もビートにさえ乗れば,いいソロ・フレーズを聞かせていた。そしてリーダー,大西順子だって彼女らしいアグレッシブなソロを聞かせたのだから文句はなさそうなものだ。だが,どうしても特に前半のピアノの音は,それこそ"V.S.O.P"におけるHerbie Hancockによるヤマハのエレクトリック・グランドか?と思いたくなるような音には辟易とさせられたと言わざるをえない。私は以前,大西順子がオーチャード・ホールでライブを行った際もPAのひどさを指摘したことがある(記事はこちら)が,今回,久しぶりに彼女のライブを観たにもかかわらず,またかよ?と思わされたと言わざるをえない。正直センスが悪いのだ。

そして,今回はもう1枚のアルバム,"Very Special"のプロモーションも兼ねていたのかもしれないが,馬場孝喜のアグレッシブなギターはなかなかよかったとしても,狭間美帆まで呼んで,室内楽的なサウンドをライブの場で聞かせる意味は本当にあったのか?

最前列かぶりつきで聞いているおっさんは,それこそノリノリで聞いていたようだが,私はそういう姿を見て,どんどん冷めていったと言っても過言ではない。演奏の質が高いにもかかわらず,今回のライブはどうしても大西順子が「やりたいことをやった」だけにしか思えなかったのである。聴衆の一人としての私は,これぞ聴衆不在と思わざるをえず,きっとサイン会もあるだろうなぁと思って持っていったCDがあったにもかかわらず,本人にどうしても文句を言ってしまうだろうなぁと思って,スルーして帰ったのであった。

演奏の質が高かったのは認めるが,アンコールのメンバーによる喋りなんて明らかに蛇足であり,どうせやるなら,Christian McBrideのライブでのアンコールにおける"Car Wash"のノリを見習えよと言いたくなってしまった。

今回はクーポンを使って,半額で聞けたからいいようなものの,正直言ってこんなライブならもうええわと思っている私である。私がこういうことを書くと,大西順子はエゴ・サーチでこれを見つけて,どうこう言われるかもしれないが,それでも言わずにおけないこともある。プロのミュージシャンであれば,こうした批判があることもちゃんと知るべきなのだ

ということで,私にとってはこれが大西順子のライブを見るのは最後になるだろう(きっぱり)。こういうことを書くと,私に対して文句を言いたくなる大西順子のファンもいらっしゃるだろうが,私には私の考え方があるってことで,たとえこの記事が批判されても馬耳東風を貫くつもりである。

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