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2018年1月 5日 (金)

Petruciani入りのCharles Lloydのライブ盤を聞く。

"A Night in Copenhagen" Charles Lloyd Quartet(Blue Note)

_20180102ECMレーベル時代のCharles Lloydのアルバムにはいいものもあったし,"Mirror"なんて非常に優れた作品だと思っている。しかし,それよりもBlue Noteに移籍してからのLloydはもっと凄いと思っているのは,きっと私だけではないと思う。おそらくはManfred Eicherにより多少自由度を抑制していたと思われるCharles Lloydが,Blue Noteに移籍して弾けたって感じではないかとも思える。あるいは全く年齢を感じさせない恐るべき創造力を発揮しているだけって話もあるが...。

そんなChales LloydがECMに移る前に,Blue Noteからリリースしたアルバムが,1983年にレコーディングされた本作である。本作はMichel PetrucianiとCharles Lloydの共演を収めた数少ない音源の一つである。正直言って私はMichel Petrcianiに対する思い入れが強い方ではないので,彼らが共演した"Montreux '82"がリリースされた時も,その後においてもほとんど関心を抱いたことはないし,そもそもCharles Lloydが半引退状態から,Petrucianiとの出会いを経て復帰したからと言っても,「へぇ~」ぐらいにしか思っていなかったのも事実である。だから,LloydとPetrucianiの共演盤というのはこれまで真っ当に聞いたこともほとんどない(あるいは全くない)というのが実態なのである。

だが,突然のようにこのアルバムが聞いてみたくなり,ネットで中古をゲットしたものである。本作も長年入手が難しい状態となっていたものが日本において2013年に再発されているが,現在ではまたカタログからは消えている状態のようである。だが,Michel Petrucianiというミュージシャンをある意味世に出したという観点で,彼らの共演作を手に入りやすい状態にしておいた方がいいように感じさせるに十分なアルバムだと思う。

ここでのCharles Lloydには正直言って,後年のような深みはまだ感じられないが,Michel Petrucianiとの相性は非常に良かったと思わせる。もちろん,Charles Lloydの演奏は相応に楽しめるものではあるが,それよりもMichel Petrucianiのピアノに耳が行ってしまうのがリスナーの勝手なところである。そして,ここに聞かれるPetrucianiのフレージングは確かに魅力的なのだ。Charles Lloydに復帰を促すだけのことはあったというのが実感。

そして本CDには2曲のボーナス・トラックが加わっているが,これによってオリジナルのLPフォーマットよりダイナミズムが増したように思えるので,この追加トラックは成功と言ってよい。また,Bobby McFerrinが2曲でゲストとして加わっているが,それが単なるゲストという位置づけを越えた魅力的歌唱を聞かせることも非常に素晴らしい。インプロヴァイザーとしてのMcFerrinというのは結構凄いんだねぇというのも改めて感じさせてもらえた。星★★★★。

Recorded Live at Copenhagen JazzFestival on July 11, 1983

Personnel: Charles Lloyd(ts, fl, chinese oboe), Michel Petruciani(p), Palle Danielsson(b), Son Ship Theus(ds), Bobby McFerrin(vo)

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