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2018年1月17日 (水)

Michael Breckerの非公式ライブ盤を久しぶりに聞く。

"The Michael Brecker Band Live"(Jazz Door)

_20180107Jazz Doorというのは不思議なレーベルであった。おそらくは放送音源をCD化して販売してしまうのだが,ブートまがいとわかっていても,結構珍しいなぁと思わせる音源があって,ついつい買ってしまうという人が多かったのではないか。今でもこういう商売はHi Hatレーベルに受け継がれていて,決してなくならないところに,根強いニーズってのがあるんだろうとうかがわせる。私もなんだかんだ言って何枚か保有している。これもそうした一枚。

これを購入したのはメンツが強力であるからにほかならないが,Michael BreckerがまだEWIを吹いている頃の演奏で,今にして思えば,私にとってはMike Sternが入っていることがやはり大きい。冒頭はいきなりマイキーのアルバム"Time in Place"から"Gossip"である。アルバムでもMichael Breckerが吹いていたので,その延長線上での演奏という感じだろう。この演奏は89年のライブとあるが,詳細のデータは記述がないが,この年にはほぼこのメンツでツアーをしていたようである。懐かしのLive under the Skyにも89年,Airtoを加えた編成で来日しており,その時の映像が残っているので,貼り付けておこう。ちなみに,89年のLive under the Skyには行ったような気もするのだが,このバンドは見た記憶はない。私が見たのはThe MeetingとSaxophone Workshopであったか?Roberta Flackも見たのか?だが,Tシャツは買った覚えがあるので,間違いなく行っているな(笑)。いずれにしても今にして思えば,89年のプログラムは例年よりは地味だったような気もするが,私がもう少し音楽の嗜好が変わって,マイキーもBreckerも今ぐらいに評価していたら,このバンドの演奏は見たいと思ったはずである。趣味って変わるもんだよなぁとつくづく思う。

そしてこのアルバムであるが,いやいや激しいものである。最後の"Original Rays"におけるBreckerのEWIによるカデンツァから,テナーによるテーマに移行する時の感覚なんて,今聞いてもぞくぞくする。非公式音源ではあるが,音もいいので持っていて損はない。これは媒体では結構高値がついているが,今やストリーミングでも聞けるし,ダウンロードも可能なのだから,そっちで聞いていれば十分ではあるが,89年という時期の彼らの演奏を切り取ったドキュメントとして相応に評価したい。星★★★★。

日本は89年と言えば,バブル経済爛熟期であったが,Live under the Skyというイベントがバブルが崩壊した92年に終焉を迎えたことを,今更ながら感慨深く思い出している私である。

Recorded Live in 1989

Personnel: Michael Brecker(ts, EWI), Mike Stern(g), Joey Calderazzo(p, key), Jeff Andrews(b), Adam Nussbaum(ds)

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