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2017年11月 5日 (日)

Jerry Bergonziの新譜だが,彼にはラッパは不要だろう。

"Dog Star" Jerry Bergonzi(Savant)

_20171103_2Jerry BergonziはSavantレーベルからアルバムを結構リリースしているが,私も全部追っかけている訳ではない。だが,今回はCarl Wintherとの共演ということもあり,久々の購入となった。私はJerry Bergonziの近年のアルバムでは,Carl Winthterと共演した2枚は結構高く評価したつもりである(記事はこちらこちら)。そういうこともあり,今回のアルバムにも期待したのは言うまでもない。

だが,このアルバム,BergonziとWintherのコンビネーションには文句はないのだが,どうにもラッパのPhil Grenadierが邪魔である(きっぱり)。思うに,私はこれまでJerry Bergonziのアルバムで購入したのは基本的にワンホーンのアルバムであって,それこそが最もBergonziの魅力が発露されると思っている。だが,今回はWintherとの共演ということで購入したものの,やっぱりこれは違和感がある。ラッパが入ってどうにもゆるさが増しているように感じるのである。一部の曲ではワンホーンでやっているものの,ラッパが入ることによる減速感はいかんともしがたい。やはりJerry Bergonziのアルバムにはもっと高揚感が欲しい。Carl Wintherとの共演は,Bergonziの音楽に新しい力を与えると思っているが,それがラッパが加わることで帳消しにされてしまったと言っては言い過ぎだろうか?

だが,何度か聞いてみても,このアルバムにはこれまでのBergonziのアルバムに感じたような魅力は感じられないのである。ということでちょっとがっかりということで星★★☆。お願いだから次はワンホーンでやってくれと思っている私である。実はこのアルバムを聞いた後にMichael Breckerの”Time Is of the Essence"を聞いたのだが,そっちがはるかに強力に思えるのはワンホーンの力って気がした。まぁ,あっちはメンツもすごいけどね(苦笑)。

Recorded in March 2015

Personnel: Jerry Bergonzi(ts), Phil Grenadier(tp), Carl Winther(p), Johnny Aman(b), Anders Mogensen(ds)

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