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2017年11月23日 (木)

Amelia Ong: インドネシアのGretchen Parlatoってところか。

"Amelia Ong" Amelia Ong (Demajors)

Amelia_ong先日,シンガポール/マレーシアの出張時に会社の同僚,八木敬之君の参加するNewSoundのライブに参戦したことは既に記事にしたが,そのNewSoundがレコーディングしているアルバムにゲスト参加しているのが,このAmelia Ongという人とのことである。本作はその八木君から「聞いて,記事にせよ」とのご依頼を受け,CDを頂いてきたものである。

このAmelia Ongというインドネシア出身のシンガーについては詳しくは承知していないが,インドネシアという国は,毎年Java Jazz Festivalという大型イベントを開催していて,ジャズについては結構盛んな国だと認識している。インドネシアと言えば,ガムランしか思い起こさぬ私だが,そう言えば,昔ジャカルタに出張していた時に,ホテルのラウンジとかで演奏しているバンドを聞いたことがあるが,結構コンテンポラリーな感覚だったなぁと今頃思っている。

Facebookの本人のページのプロファイルによれば,オーストラリアで音楽の教育を受けているようだが,どういう音楽をやっているのかということで,興味津々で聞いてみた。そこに聞かれたのは,主題の通り,Gretchen Parlatoを想起させるコンテンポラリーな歌唱であり,演奏であった。しかもレベルがかなり高い。比較的シンプルなバックを従えて歌うこのAmelia Ongの武器は,この魅力的な声だろう。いかにもこうしたコンテンポラリーなサウンドにフィットする声であり,非常に魅力的に響く。

Gretchen ParlatoのバッキングにはRobert GlasperやKendrick Scottが参加していることから,彼女のアルバムも典型的なジャズ・ヴォーカルというよりも,より幅広い音楽性を持つものと言えるが,それはこのAmelia Ongのアルバムにも共通して言える。"Someone to Watch Over Me"以外は彼女のオリジナルであるが,コンポーザーとしてもなかなかいけている。正直言って,インドネシアのポピュラー・ミュージックに触れる機会は極めて限られているような私にも,全く違和感なく受け入れ可能な,上質なヴォーカル・アルバム。侮れないねぇ。かつ,1曲当たりの演奏時間が結構長いことにより,伴奏陣の演奏も結構楽しめる。あとは彼女のとしての個性をどう表出していくかだろう。ということで,星★★★★。

これならば,おそらくNewSoundの曲ともマッチすることは間違いなかろう。適切なアルバムのゲスト人選と思う。

Personnel: Amelia Ong(vo), Sri Hanuraga(key), Nial Djuliarso(key), Kevin Yosua(b), Rafi(ds),Dennis Junio(ts), Indra Dauna(tp)

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コメント

Amelの記事有難うございます!
本人大喜びでリンクを送ってきました。

わたくしジャカルタ在住のインドネシア音楽マニア(主にジャズ、ポップス)です。
インドネシアは本当に音楽の幅が広くて、音楽好きにはたまらない国ですので、是非機会があったらJava Jazz Festivalにもいらしてみてください。
インドネシア音楽ブログも書いていますので、お時間がありましたら覗いてみてもらえると嬉しいです♪

すなんさん,はじめまして。コメントありがとうございます。

今回,この記事を書いたのは,私の同僚,八木君からの依頼によるものですが,こうして輪が広がっていくのは素晴らしいことです。

私は約20年前に,仕事で都合3ヶ月ほどジャカルタに出張しておりました。直近でも6年前に出張して以来になりますが,更に大きな変化を遂げているんでしょう。

彼女のために,記事を英訳しましたら,早速FBにアップしていましたね。こういうところから国際親善につながれば,私のしょうもないブログでもお役に立てることもあるってことですね。

ブログも拝見させて頂きます。引き続きよろしくお願いします。

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