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2017年10月 9日 (月)

Lizz Wrightの新作がまたまた素晴らしい。

"Grace" Lizz Wright(Concord)

_20171007_2Lizz Wrightが新作を出すと聞いてはついつい期待が高まってしまうほど,私は彼女を評価している。前作"Freedom & Surrender"も高く評価し,その年のジャズ以外でのベストにも選んでいるし,しかも今回はプロデューサーにJoe Henryを迎えるとあっては,更に期待が高まる。そして,こちらの期待値を軽々と越してしまったと言ってしまおう。

前作がソウル・フレイヴァーが強いものだったとすれば,今回はアメリカーナ&ゴスペルである。それをLizz Wrightのディープな声で聴かされてはこれはまいるしかない。今回の作品を聞いて,私にとってはLizz WrightはCassandra Wilsonを越える存在になってしまったと言っても過言ではない。それほど素晴らしいのである。

タイトル・トラックは同じくJoe HenryがプロデュースしたRose Cousinsのアルバムから取られているのが面白い(そのアルバムに関する記事はこちら)が,冒頭の曲もJoe HenryがプロデュースしたBirds of Chicagoというバンドの曲らしい。類は友を呼ぶって感じもするが,2曲目はNina Simoneも歌った曲だし,そのほかにも,Allen Toussant,Ray Charles,Bob Dylan,k.d. Lang等が並んでは,まじで痺れてしまう。そこにフォーク・タッチの「アラバマに星落ちて」が入ったりすると,しみじみとした感覚も与える。そして最後に収められたLizz Wrightの唯一のオリジナル"All the Way Here"が実にいい曲なのである。これは本当に嬉しくなるような傑作である。

2年前に来日した時のCotton Clubでのライブは客入りも芳しくなかったが,日本でのポピュラリティがその程度に留まっているのが何とももったいないと言わざるをえない歌手である。この人の音楽は非常に質も高いし,多くの人に訴求する力を持っていると確信し,喜んで星★★★★★とする。Joe Henryのプロデュース含めて最高である。

Personnel: Lizz Wright(vo), Jay Bellerose(ds, perc), David Piltch(b), Chris Bruce(g), Marvin Sewell(g), Kenny Banks(p, org) with Patrick Warren(key), Marc Ribot(g, vo), Valorie Mack, Cathy Rollins, Artia Lockeff(soprano), Angela Jenifer, Sheree-Monique, K. Heshima Whito(alto), Ted Jenifer, Kevin O'Hara(tenor)

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