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2017年8月23日 (水)

Suzanne Vega:本作が出てからもう20年超か~。

"Nine Objects of Desire" Suzanne Vega(A&M)

_20170820_3Suzanne Vegaがデビューしてから30年以上が経過しているが,彼女が出てきた頃は,とにかく内省的な響きが強い印象が強かった。私は女性シンガー・ソングライターが結構好きだが,なぜかこの人とは縁が薄かった。なので,保有しているアルバムも実はこれだけである。何で購入したのかの記憶も曖昧だが,Mitchell Froomプロデュースに惹かれて購入したものと思う。そもそも本作だって,リリースされたのは96年のことであるから,もう20年以上経っている。

久しぶりに聞いてみると,彼女らしいサウンドもあれば,ヴォーカルにエフェクトを掛けたり,ボサノバ的なサウンドもあったりして,非常に面白く聞けてしまった。そして,クレジットを眺めていて,へぇ~と思ってしまったのが,Dave DouglasやDon Byronが参加していることだったが,あくまでもゲストなので,露出は少ない。

約20年前にこのサウンドがどう受け入れられたかは,私としてはよくわからないが,今の耳で聞いても古臭いという感じがしないのは大したものである。

今年,Suzanne Vegaは"Solitude Standing"と"99.9℉"を再演するライブ・ツアーを行うが,それらはリリース後各々30周年,25周年という節目にはあるものの,彼女にとっての代表作はそっちという認識であり,本作はそうした対象からははずれるというものなのかもしれない。しかし,当時は結婚していたMitchell Froomとの夫婦コラボレーションという観点ではききどころも相応にあると思える佳作。まぁ,相変わらず内省的と言えば内省的だが(笑)。星★★★★。

Personnel: Suzanne Vega(vo, g), Steve Donnelly(g), Tchad Blake(g, sample, effects), Mitchell Froom(key, moog-b), Bruce Thomas(b), Steinberg(b), Jerry Marrotta(ds, perc), Pete Thomas(ds, perc), Yuvall Gabay(ds), Don Byron(cl), Dave Douglas(tp), Cecilia Sparcio(fl), Mark Feldman, Jane Scarpantoni, Matthew Pierce, Ted Falcon(strings)

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