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2017年7月 1日 (土)

ようやく落ち着いて音楽に関して書ける。そこでアップするのがRoger Watersってのは強烈だが(笑)。

"Is This the Life We Really Want?" Roger Waters(Columbia)

Roger_watersここのところの国内外の出張続きで,正直なところ,ブログに記事をアップするのが難しい時期が続いていたのだが,ようやく連続出張も終了し,ようやく自室で音楽を聞ける環境になった。疲れているのだから,こういう時はもう少しおとなしい音楽を聞いてもいいような気もするが,今日はRoger Waters,25年ぶりのスタジオ作である。

昔,「笑っていいとも!」の中に,「おじさんは怒ってるんだぞ!」なるコーナーがあったと記憶しているが,まさにRogers Waters版,「おじさんは怒ってるんだぞ!」って感じのアルバムである。サウンドは,いかにもPink Floyd的であり,年齢を重ねたリスナーにとっても問題のないつくりなのだが,歌詞が結構激しい。既に古希を過ぎているRoger Watersがこうしたアルバムを作り上げることは,よほど腹に据えかねたのだろうと想像することはたやすい。ブックレットに掲載された写真(↓)を見れば,その怒りの矛先が,Donald Trumpといううつけ者に向いていることは間違いないし,Roger Watersの憤懣やるかたない思いが,歌詞の端々に感じられる。それにしても,"A Leader with No Brains"とはよく言ってくれたものである。

正直言って,私がPink Floydを聞くようになった時に,既にバンドにはRoger Watersはいなかった(私にとってのプログレはまずはYesがあり,そしてKing Crimsonだったのだ)のだが,このアルバムを聞くと,Pink Floyd的なサウンドは,Roger Watersがそもそもは作り上げたものなんだろうと感じるような音である。その後のDave Gilmourが実質的なリーダーとなったPink FloydはRoger Waters的なところを結構なぞっていたってことなんだろう。

本作を聞いていると,さすがにヴォーカルはきついなぁって感じで,絞り出すようなトーンと感じられる部分もあるが,それよりも,私としては,このサウンドが今,このタイミングでどう受け止められるかには非常に関心がある。だが,音楽的なところはさておき,私としては,怒りを発露し,音楽に乗せるという行為はあって然るべきものだと思えるし,超リベラルな私のような人間には,Roger Watersの怒りは理解できるものである。

であるから,純粋音楽的に評価するのと,このRoger Watersの姿勢を評価するという2面で考えなければならないが,音楽的に見ても,私はPink Floydの"Endless River"よりこちらの方が好きだし,Roger Watersの姿勢には大いにシンパシーを感じるということで,星★★★★☆としておこう。

Personnel: Roger Waters(vo, acoustics, bass),Nigel Godrich(arr, sound collage, key, g), Jonathan Wilson(g, key), Gus Seyfferts(b, g, key), Joey Waronker(ds), Roger Manning(key), Lee Pardini(key), Lucius: Jesse Wolfe & Holly Laessig(vo)

Trump

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コメント

登場しましたね、ロジャー・ウォーターズ。
 戦後に描いた夢が・・・・これだったのかと、怒りにやるせない爆発がアルバムになりましたね。
 これはもう楽しんで聴くという世界では無い。かって、フロイド時代のギルモア、そしてソロになってのクラプトン、ジェフ・ベックと要所にあしらってきたあのギター・ソロも姿を消している。多分意識してのことでしょう。彼がやりたいことをセールス抜きでやったんですね、それが彼は出来るんですね。
 "Is this the life we really want"から"Bird in a gale"への流れは巨匠の世界です。とにかく大音響で聴いて初めて実感できますね。

風呂井戸さん,こんにちは。TBありがとうございます。

これだけ怒りを発露できるというのがある意味凄いことだと思いました。私の家の環境では大音量ってわけにはいかないですが,Roger Watersの感情を感じ取れるよう,改めて聞く機会を増やしたいと思います。

追ってこちらからもTBさせて頂きます。

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