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2017年7月 7日 (金)

渋くも素晴らしいPat Martino~Gil Goldsteinデュオ

"We'll Be Together Again" Pat Martino (Muse)

Well_be_together_againPat Martinoが70年代にMuseレーベルに吹き込んだ作品はどれを買っても失敗することはないと思うが,これは買い漏らしていたもの,というかエレピとのデュオという編成もあって,買うのを躊躇しているうちに,オリジナル・ジャケのCDの入手が難しくなってしまったのであった。今回,めでたく中古盤屋で見つけてゲットした。

このアルバム,学生時代にジャズ喫茶でよくかかっていたような気がするのだが,通しでちゃんと聞いた記憶はあまりない。そして,今回,改めて聞いてみて,買わずにおいた自分がアホだったと反省した。すこぶるよい作品である。編成ゆえに,Pat Martinoらしい速射砲のようなフレージングはそれほど登場しないが,静謐で渋くも素晴らしい演奏が展開されている。先日取り上げたSteve Kuhnのアルバムも「夜にしか聞かない」と書いたが,この作品も完全に夜向きの作品である。カウンターだけのバーに座って,シングル・モルトでも飲んでいる時に,このアルバムが小音量でプレイバックされたりしたら,その店はそれだけで趣味がよいと思ってしまう。そういう作品である。

ここで聞かれるPat Martinoのフレージングに身を委ねていれば,それだけでジャズの神髄に触れるとでも言うべき幸せを感じてしまう。いいですわ~。星★★★★☆。しかし,せっかくのデュオなんだから,Gil Goldsteinとの双頭名義にしてもいいようなものだが,まぁ,この頃はGil Who?になっちゃっただろうから仕方ないか(笑)。

Recorded on February 13 & 17, 1976

Personnel: Pat Martino(g), Gil Goldstein(el-p)

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コメント

これは大名盤と思っています。陰翳の深さが、まさに夜の音ですね。最近はLPで聴いています。
http://kanazawajazzdays.hatenablog.com/entry/2011/12/14/223923
最近、続編が出ています!
http://kanazawajazzdays.hatenablog.com/entry/2015/04/02/134211
タイトルがWe Are Together Againで、やるなあ、という感じ。

kenさん,続けてこんにちは。こちらもリンクありがとうございます。

Pat Martinoの本質はより高速な演奏にこそ表れるとは思いますが,こうした演奏においても,ちゃんと個性が出るところが素晴らしいです。もっと早く買えばよかったです。まぁ,入手できたことを喜ぶことにします。

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