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2017年7月20日 (木)

今,改めてKenny Kirklandを聞く。今日は"Thunder & Rainbows"。

"Thunder & Rainbows" J.F.K.(Sunnyside)

_20170716_2このアルバム,いろいろなジャケットやタイトルで発売されていて,どれがオリジナルなのかわからない(多分下の写真のもの?)のだが,私が保有しているのは,国内盤。内容は同じなんだから気にしなければいいのだが,後に"Megawatts"名義でリリースされたジャケットは,購入意欲を減退させるものなので,それは無視したいが,この国内盤もねぇ...って感じの趣味である(苦笑)。

どうもいろいろ見ていると,もともとJazz from Keystone名義でリリースされたと思われる作品であるが,ここはKenny Kirklandのピアノ・トリオにおけるプレイに注目すべきだろう。早いものでKenny Kirklandが亡くなって,来年で20年になるが,本当に早逝が惜しまれる名バイ・プレイヤーであった。もちろん,唯一残したリーダー作も最高と言ってよい作品(記事はこちら)だが,リーダー作でなくとも,彼の残したソロは本当に記憶に残る。代表的なものはStingの"Bring on the Night / When the World Is Running Down You Make the Best of What's Around"におけるソロだが,あの激烈なソロによって,Stingのライブ盤の価値が決まったと言っても過言ではない。

JfkそんなKenny Kirklandであるが,Wynton MarsalisやBranford Marsalisのバンドでのアルバムももちろん素晴らしい演奏を聞かせるわけだが,ピアノをもっと聞きたいという場合,このアルバムか,Robert Hurstの"One for Namesake"ってことになる。この2枚については,Kenny Kirklandのアルバムとしてラックに収まっている。今回,久しぶりにこのアルバムを聞いたのだが,やはりKenny Kirklandの切れ味は鋭いと思わせる。そして,今回,改めて聞いて感心したのがJeff 'Tain' Wattsの煽りである。見事に演奏をドライブしていると思わせる。

こういう演奏を聞いていると,Kenny Kirklandといい勝負をしていたのは,若い頃のJoey Calderazzoだと思うのだが,Calderazzoが今や若干渋い演奏をするようになったことを考えると,Kenny Kirklandが存命であればどうなっていたのかと想像してしまう。だが,Kenny Kirklandのオールマイティ度を考えると,結構いろいろなミュージシャンのバックで重宝がられていたのではないかと思う。

今回,このアルバムを改めて聞いて,例えば,"You And Night And the Music"のような曲を,これほどハード・ドライビングに演奏するピアノ・トリオってなかなかないと思ってしまう。いずれにしても,わくわくするような快演。星★★★★☆。

Recorded on July 24 & 25, 1991

Personnel: Jeff 'Tain' Watts(ds), Charles Fambrough(b), Kenny Kirkland(p)

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コメント

こんにちは。
あわせて、ECMでのVitousとの作品もいいですね。とても好きです。

kenさん,おはようございます。

確かにVitous GroupのKenny Kirklandもよかったですね。久しく聞いてないので,聞いてみようっと(笑)。

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