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2017年5月20日 (土)

ようやく発見,行方不明だった"This Is Chris"

"This Is Chris" Chris Conner(Bethlehem)

This_is_chris私は基本的に,よく聞くCD(一軍ってやつである)はミュージシャンのラスト・ネームのアルファベット順に並べているので,一軍のCDが見当たらないってことはあまりない。しかし,先日記事にしたように,ボックスを買って,もとのCDを売却してもすっかり忘れていたRoxy Musicの"Avalon"のような例もあるので,偉そうなことは言えない。

しかし,この"Thisi Is Chris"も久しく行方不明になっていて,どうしたのかわからない状態であった。普通だったら,John ColtraneとMarc Coplandの間にあるはずの本作がなぜか見つからなかった。結局は,CDの並べ替えのタイミングで,置き場所が大幅にずれていたことによって,見つからなかっただけというアホみたいな話だったのだが,見つからないと気になって仕方がなかったというのも事実だ。井上陽水ではないが,「探すのをやめた時,見つかることもよくある話で」,本作も,別のCDをプレイバックしようとしたときに,「あれ,こんなところに...」って感じで見つかっただけの話である。これって,一軍のCDもちゃんと聞いていないんじゃないの?と言われても反論できないことの証だが,まぁいいや(爆)。

それでもって,本作も久しぶりに聞いたのだが,夜も更けた時間に,くつろぎたいと思った時にこれほどぴったりのCDもないなぁなんて感じてしまった。適切なスイング感,適切なムーディさ,そして小音量で聞いても,全然問題ないと思わせるこの内容が素晴らしい。ジャズ・ヴォーカルをほとんど聞かない私がそう言うのだから,間違いない(笑)。

明らかに黒人のヴォーカルとは異なりつつ,Chris Connerのハスキーな声は強烈にジャズを感じさせる。Anita O'Dayとどっちがいいんだと聞かれると答えに窮するが,どっちもよいからそれでいいのである。久しぶりに聞いて,これほど寝る前のひと時を快適に過ごさせてくれたことも評価し,これは星★★★★★である。全編で30分弱ってのも,ナイトキャップには丁度いいし...。また,ジャケも強烈にジャズ的な感じだと思うのは私だけ?

Recorded in April, 1955

Personnel: Chirs Conner(vo), Herbie Mann(fl), J.J, Johnson(tb), Kai Winding(tb), Ralph Sharron(p), Joe Puma(g), Milt Hinton(b), Ossie Johnson(ds)

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