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2017年5月30日 (火)

中古でゲットしたGary Peacock盤から,まずは"December Poems"。

"December Poems" Gary Peacock(ECM)

_20170528_6昨日のDavid Tornに続いて,これも中古でゲットしたもの。そもそもECMにはGary Peacockのアルバムがあるにもかかわらず,一部の作品は廃盤化してしまい,結構入手が難しくなっていた。しかし,今回の新宿DUにおけるECM中古盤特集では,基本的に押さえたいと思っていたPeacockのアルバムが全部手に入ってしまった。逆に言うと,なんでGary Peacockのアルバムの入手が難しくなってしまったのか不思議でならないのだが,この作品も,Gary Peacockの多重録音含めたソロ演奏が中心なので,もちろん売れる作品でないことはわかる。しかし,聞いてみると,これがよいのである。

本作には2曲でJan Garbarekが参加しているものの,そのほかの4曲はPeacockだけによるものとなると,やはりフォーマットとしてはチャレンジングである。私も,やはり身構えてしまうのは当然で,だからこそこれまで購入してこなかったという話もある。しかし,思い込みはいかん。Gary Peacockのベースの音は極めて魅力的に録られており,小音量で聞いても,そのクォリティの高さは明らかなのである。

曲名からしても,「冬」を意識したアルバムを,初夏の今頃聞いている私も考えものだが,これから暑くなっていく時期に,涼やかさを求めるのにも使えるのではないかとさえ思ってしまう。だが,クール一辺倒というわけでもなく,リズミックなパターンや,Garbarekとのデュオにおいては2者が絡み合い,渡り合う感覚も生み出しているので,季節にとらわれる必要はない。こうして聞いてみると,ECM好きならば,どんな時に聞いても抵抗感なく受け入れてしまうような作品と言えよう。

それにしても,Gary Peacockのベースの音の素晴らしいことよ。それだけでも聞く価値はあると言っておこう。星★★★★☆。

Recorded in December 1977

Personnel: Gary Peacock(b), Jan Garbarek(ss, ts)

 

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