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2017年4月12日 (水)

久しぶりに聞いたTony Williams

"Civilization" Tony Williams (Blue Note)

_20170409_3保有はしていながら,なかなか聞かないCDっていうのはいくらでもあるが,これを聞くのも相当久しぶりって気がする。

私がこのCDを購入したのは,記憶に間違いなければ,1988年のロンドン出張中のことである。当時はロンドンにもレコード/CDショップがたくさんあって,休みの日に買い物ついでに立ち寄った時に購入したものである。私は1988年9月から1989年1月の期間のうち,都合2回,約8週間を仕事のためロンドンで過ごしたのだが,仕事のピーク時は大変だったものの,今にして思えば,結構余裕のある出張だったと思う。ライブもクラシックを中心に,初回の出張ではRobert Palmerとかも見に行っている。

そんな時期に,ショップに立ち寄ったら,バーゲン品の中に本作が含まれて嬉しくなってしまったのであった。その時にほかに買ったのは,Wes MontgomeryとかOTBとかのアルバムだったはずである(我ながらつまらないことをよく覚えている)。そうしたアルバムが確か,当時のレートで1枚700円とか800円とかいう値段で売っていたのだから,びっくりしたついでの購入である。

そして,改めて本作を聞いてみると,Tony Williamsのアルバムだけに,ドラムスが前面に押し出されている感覚はまぁ仕方ないって感じだが,バンドをドライブするTony Williamsのドラムスを楽しめるものとなっている。全曲がTony Willamsのオリジナルってのも凄いが,バンドのメンバーにも恵まれて,ネオ・ハードバップ的な演奏を聞かせていている。昨今は作曲能力,リーダーシップに優れたドラマーが多いが,Max Roachあたりを源流とし,Tony Williamsはその発展形として,現在のドラマーたちの基準となっていたということになるだろう。

このハード・ドライヴィングな展開こそ,Tony Williamsという気もするが,バックのメンツではMulgrew Millerが特にいい仕事をしていると思う。もちろん,フロントの2人も,ベースのCharnette Moffettもリーダーの煽りに乗って,激しくやっていて,聞いている方はついつい燃えてしまうのであった。このバンド,やっぱりいけている。ってことで星★★★★☆。ほかのアルバムも聞こうっと(笑)。

Recorded on November 24-26, 1986

Personnel: Tony Williams(ds, ds-machine), Wallace Roney(tp), Billy Pierce(ts, ss), Mulgrew Miller(p), Charnette Moffett(b)

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