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2016年12月21日 (水)

せわしない年の瀬を和ませるRumerのBacharach~David曲集。悪いはずなし。

"This Girl's in Love: a Bacharach & David Songbook" Rumer (eastwest))

RumerRumerがデビューしたときにBurt Bacharachを魅了したという話がある。よって,RumerがBacharachの曲を歌うというのはある意味必然なわけだが,これがあまりにはまり過ぎていて,びっくりするやら,嬉しくなるやらの私である。彼女の前作"Into Colour"は購入していない私でも,これにはすぐに飛びついてしまった。私はBurt Bacharachの音楽も大好きなのである。

彼女の声そのものが素晴らしいが,このアルバムを聞いていて,Bacharachは彼女にKaren Carpenterに通ずるものを感じていたのではないかと思えてしまう。この素直さというか,ストレートな歌唱ぶりは聞けば聞くほど,私にはKarenを想起させるものである。

全編,スロー,ミディアム,もしくはミディアム・スローぐらいのテンポで演奏されるので,刺激的なところは全くない。だが,これは当然のことながら刺激を求めるための音楽ではない。くつろぎながら素晴らしい音楽に耳を傾けるためのアルバムなのである。

世の中は師走で,何ともせわしない雰囲気が漂っている中,こうした音楽に接すると,本当に心が和む。本当にいいタイミングで素晴らしいアルバムをリリースしてくれたと言いたい。Carpentersのアルバム同様,英語の勉強にも最適と思えるほど美しいディクションである。私は彼女のカバー・アルバム"Boys Don't Cry"について,Art Garfunkelと同様の歌い手としての資質を感じたが,そこにも書いてあるように,やっぱりKaren Carpenterとの同質性は指摘されていたんだなぁと思う(記事はこちら)。

いい歌手がいい曲を歌えば,いいアルバムができることを実証するお手本のような作品。ちょっと甘いが星★★★★★としてしまおう。プロデューサー,アレンジャーはRumerのパートナーであるRob Shirakbariであるが,彼はBurt Bacharachの音楽監督も務めていた人なので,アレンジが的確なのも当たり前ってところであるが,まじでこれはいいわ。御大も1曲で客演。年末,年始のBGMとしてプレイバックし続けてもいいぐらいの作品。

Personnel: Rumer(vo), Rob Shirakbari(p, el-p, b, g, vib, perc, vo), Burt Bacharach(p, vo), Jay Bellrose(ds, perc), Larry Ciancia(ds, perc), Ash Soan(ds), Shawn Pelton(ds), Ian Thomas(ds), Renato Brasa(perc), Grecco Buratto(g), Dean Parks(g), Troy Dexter(g), Matt Backer(g), Josh Lopez(g), Greg Leisz(g, pedal-steel), Diego Rodriguez(b), Kevin Afflack(g, ukulele), Scrote(ukulele), Julie Wolf(accor), Tollak Alstead(hca), Stephanie Bennett(harp), Tom Boyd(oboe), Arturo Solar(tp, fl-h), Susan Harriott(vo) with horns and strings

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とにかく疲れないマシュマロ・ヴォイス健在なり    <Pops Music>RU [続きを読む]

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