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2016年12月 1日 (木)

心和ませるLars Janssonのセルフ・カヴァー集(新曲もあり)。

"More Human" Lars Jansson Trio(Spice of Life)

_20161126_2_2先日記事をアップしたJim HallとRed Mitchellのデュオ盤を仕入れようと思って,ショップに行ったときに併せて購入したアルバムである。Lars Janssonが自作を再演した新作ということで,これは間違いないということで迷うことなく購入した。

ジャケを飾るのはJanssonの孫のHildaちゃんの絵,バック・カヴァーにはそのHildaちゃんが絵の制作中の写真となっているが,こんな可愛い孫では,Janssonが「ジジバカ」ぶりを炸裂させるのも当然と言いたくなる。マジで可憐だ(笑)。

_20161126_3そんな愛に溢れたアルバムであるが,演奏はやはりというか,Lars Janssonの素晴らしくも美しいオリジナルに思わず心も和む作品となっている。ライナーにJanssonが"I thought it would be a challenge and fun to make a ballad CD with some songs my listners have liked throughout the years."と書いているように,基本的にミディアム・テンポ以下で演奏されるが,リスナーの心を理解した選曲ってことになると言える。とにかくいい曲を書く人だと改めて思わされる。収録曲では"Window Towards Being"からが4曲と一番多く,私はそのアルバムは保有していないはずだが,これを聞いたら欲しくなってしまうこと必定ではないか(笑)。

それにしても,心温まるというか,緊張感などとは全く対極にある音楽であり,ここまでいくとヒーリング効果が期待できるのではないかとさえ思ってしまう。おそらく,こういう音楽を受け入れがたいジャズ・ファンってのも世の中にはいるだろうが,大多数の音楽のリスナーには何の抵抗もなく受け入れられるであろう作品である。BGMとしてもいいし,ちゃんと鑑賞してもいい音楽であり,様々なシチュエーションにフィットしてしまう音楽である。これを聞いて嫌いな人ってあまりいないだろうと思わざるをえない佳品。星★★★★☆。

Recorded on March 26 & 27, 2016

Personnel: Lars Jansson(p), Thomas Fonnesbaek(b), Paul Svanberg(ds)

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コメント

音楽狂さん、こんにちはmonakaです。
TBありがとうございました。
こういうアルバムがあると、年末も温かに過ごせますね。
来年ラースはいつ来るのでしょうね。

monakaさん,こんばんは。TBありがとうございます。

本当に和みます。年末,年始には最適なアルバムだと思います。Lars Janssonの来日日程はまだアナウンスされていませんが,春先って話をどこかで見たような気がします。気長に待つことにしたいと思います。

閣下、トラバをありがとうございました。m(_ _)m

この穏やかさ、美しさ、奥深さ、、
クリスマスの日にぴったりだと思いました。
しかし、良い曲揃ってますね。素晴らしい!

閣下も ご家族と素敵な時間をお過ごしください♪

Suzuckさん,こんばんは。TBありがとうございます。

はい。せわしない時間を落ち着かせるに最適な美メロの数々。本当にどういう作曲センス?と思わせる佳曲揃いですよねぇ。しばらくはこれで乗り切れそうな気がするような一枚でした。

 このアルバム、本日ようやく私もブログで取りあげることが出来たのですが、中年音楽狂さんはニュー・ヨークと出張前に聴き込んでいたんですね。
 やはりこのムードは人間愛の清々しい美ですかね。私は普段はちょっと違ったスリリングなものとか、深遠な世界とか、暗い夜の情景とかが好きなんですが、この世界も聴いてみると良いものですね。年も押し迫って気持ちの整理に良いアルバムでした。TBもさせて頂きます。

風呂井戸さん,こんばんは。TBありがとうございます。

おっしゃる通り,例えばスリルに満ちた音楽を聞いた後に,本作を聞けば,テンションからの解放を促進すること間違いなしだと思います。私もテンションの高い音楽は好んで聞く方ですが,そればかりだとさすがに疲れますしねぇ。こういうある意味ヒーリング効果を持った音楽は貴重だと思えます。

とにかく,この美しいメロディ・ラインっていい意味で特異と言ってもよいと思います。素晴らしいですね。

ということで,追ってこちらからもTBさせて頂きます。

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