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2016年11月 6日 (日)

Dave Hollandの新作は結構なファンク路線も感じさせる充実作。

"Aziza" Dave Holland/Chris Potter/Lionel Loueke/Eric Harland(Dare2)

Aziza既にネット上では音源が公開されていたDave Hollandの新しいグループ,AzizaのCDがリリースされたので現物を購入である。正直言って,このブログでも何度か書いているように,私はここに参加しているLionel Louekeのギターがどうも苦手なのだが,オンラインでこの音源を聞いて,Dave Hollandのリーダーシップよろしく,Louekeの過剰にアフリカ的なフレイヴァーが抑制されていることを確認しての購入である。

冒頭の"Aziza Dance"からファンク・フレイヴァーが横溢していて驚いてしまうが,HollandはPrismでも素晴らしい演奏を聞かせていたこともあり,期待が高まってしまう。2曲目はクリポタのオリジナルだが,クリポタ的メロディでありながら,Loueke的アフリカン・フレイヴァーが出ているのには思わず苦笑した私であった。作品のプロデュースがグループによって行われていることもあり,ここは大目に見ることにしよう。だが,こういう音が出てくると,Prismでの貢献度が素晴らしかったKevin Eubanksの方がよかったのにと思ってしまうのも事実である。改めてディスクで全編を通して聞いてみても,Lionel Loueke臭さはそんなにないことが明らかになって,私としてはほっとしていたのだが...(爆)。やっぱり出るものは顔を出してくるのである(苦笑)。

本ディスクのメンツを見ても,これまでHollandと縁がなかった(と思われる)のはLionel Louekeだけで,クリポタ,Eric Harlandはこれまでも共演歴があり,Hollandとしては信頼できるメンツを集めたってことになるだろうが,確かに安心して聴けるのは事実である。だから,本作もまぁ心配なく購入していいわけだが,Dave Hollandは既に古希を迎えたと思えないクリエイティブさを発揮しており,年寄りと言えども全くそんなことを感じさせないのが凄いと思わせる。自分が70になった時のことなど全く想像できないが,正直私もかくありたいと思わせたのは事実である。これはやっぱり30代後半から40代半ばという,ミュージシャンとして油の乗ってくる人たちの精気を吸い取っているに違いないと思わせる,ドラキュラのごとき「Dave Holland伯爵」と呼びたくなるような作品である。いずれにしても,老成した感覚皆無の見事な作品。星★★★★☆。

Recorded on September 7 & 8, 2015

Personnel: Dave Holland(b), Chris Potter(ts, ss), Lionel Loueke(g, vo), Eric Harland(ds)

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コメント

このグループ。けっこういいですね。でも高度でスムーズな演奏を文章にするうまい方法が見つからないのを痛感した1枚でもありました。できれば次回作も同じメンバーで期待したいところです。

TBさせていただきます。

910さん,更に続けてこんばんは。こちらもTBありがとうございます。

私はLionel Louekeより,ギタリストとしてはKevin Eubanksを推したいですが,これはこれでよかったと思います。ただ,私のLionel Louekeへの拒絶感は半端ではないので,PrismがよかったEubanksを求めてしまうって感じですね。しかし,ここではLoueke的アフリカ色が控えめなのはよかったです。

ということで,こちらからも追ってTBさせて頂きます。

閣下、トラバありがとうございました。

ルエケへの懸念はよくわかるんですが、このアルバムはユーバンクスよりルエケの方がはまったとおもいます。
こうゆう超絶軍団を仕切るホランド閣下は、本当に惚れ惚れする力強さがあって、仰せのとおり古希とは全く関係ないお方とおもいます。
これで、来日するかしら?
来年が楽しみだなぁ。。。

Suzuckさん,こんばんは。返事が遅くなりました。現在,シンガポールの空港におります。

私のLionel Loueke嫌いはほとんど生理的なレベルですが,これは許せる範囲でした。クリポタも見たいですが,私はPrismが見たいですね〜。

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