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2016年6月 1日 (水)

John Surman:由緒正しき(?)英国的ジャズ(・ロック)。

"Morning Glory" John Surman(Island→Fledg'ling)

John_surman私はJohn SurmanのECMのアルバムは結構保有しているが,正直なところ,プレイバック回数は決して多いとは言えない。保有しているのだから,嫌いなのではないのだが,しょっちゅう聞く気がしないのである。だが,ECMにしろ,ECM以外にしろ,John Surmanのリーダー作や,彼が参加しているアルバムにおける彼のプレイぶりは,一発で個性を感じさせる凄い人だということは認識している。本作は参加しているメンツにより,前々から欲しいなぁと思っていたアルバムだが,中古市場でも結構な高値がついていて,購入を躊躇していたのだが,最近再発されたので,ようやく入手となった。

主題にも書いた通り,これは由緒正しき英国式ジャズ・ロック的な響きを有したサウンドだということが感じられるのだが,実はこのアルバムの肝は英国人ではないTerje Rypdalのギターの音だと思える。2曲目の"Iron Man"におけるロック魂溢れるギターを聞くだけで,このアルバムは元が取れたと思ってしまった。

だが,このアルバム,ジャズ・ロック的な側面だけでなく,英国らしいフリーなアプローチも聞かせていて,この辺がますます英国的だと思えてしまう。そして,フリーな響きの中でもRypdalが目立っていて,誰のアルバム?って言いたくなってしまう瞬間があるのも事実であるが,礼を尽くしてRypdalに参加してもらったって感じなのかもしれない。

今から40年以上前のアルバムを現在の耳で聞くと,音には時間の経過を感じさせるとしても,音楽としての魅力が下がっていないのは立派。こういう音楽はちゃんとカタログに残して,いつでも聞けるようにしておかないといかんと思わせるに十分な作品。フリーな中からロックが浮かび上がってくるというアプローチはパターン化しているという指摘も可能だが,こういう音にようやく私も目覚めたってことで,星★★★★☆。でも結構暑苦しいねぇ(笑)。

Recorded on March 12, 1973

Personnel: John Surman(ss, b-bl, synth), John Marshall(ds), Terje Rypdal(g), Chris Lawrence(b), John Taylor(p, el-p), Malcolm Griffiths(tb)

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コメント

この盤はけっこう前に入手していましたが、奇遇にも最近聴き直していました。Surmanにしては60年代後半の狂おしいまでの暑苦しさはありませんが、今となっては時代性も感じられますし、やっぱり暑苦しいですね(笑)

奇しくも私も「由緒正しい英国ジャズロック」という形容をしていました(笑)。

TBお送りいたしました。

奇天烈音楽士さん,おはようございます。TBありがとうございます。

「由緒正しい」という表現,パクってませんよ(爆)。偶然です(笑)。

私にとってはこれでも十分暑苦しいですが,やっぱりRypdalが効いてるように思えます。いずれにしてもいいアルバムですね。

ということで追ってこちらからもTBさせて頂きます。

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