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2016年6月30日 (木)

Herbie MannのアルバムにDuane Allman?ところがこれっていいのだ。

"Push Push" Herbie Mann (Embryo)

Herbie_mann_push_push_albumこれはブログのお知り合いの東信JAZZ研究所さんが記事をアップされていて,すかさず通勤途上にApple Musicで聞いて,電車の車内でゲットすることを決めたアルバムである。ポイントは主題の通り,Duane Allmanの参加であるが,彼らの意外な共演が何とも言えないグルーブを醸し出していて心地よくなってしまうのである。

ソウル好きなら間違いなく気に入る演奏と言ってもよいが,何と言ってもDuane Allmanである。一般的にはAllman Brothers Bandと"Layla"がDuane Allmanを表すってことに異議をはさむつもりはないが,セッション・ワークとして私が認識していたのはBoz Scaggsのあるばむぐらいで,Herbie Mannと共演しているなんてのは,不勉強ゆえに全く知らなかった私である。だが,よくよく調べてみれば,Atlanticレーベルのソウル・アルバムに多数参加していることを考えれば,ここでのDuane Allmanのソウル的なグルーブもなるほどと思わざるをえない。Herbie MannがDuane Allmanを買っていたというよりも,たまたまそこにいたという感じかもしれないが,1曲を除いてソロイストとしてフィーチャーされるってことは相応の評価を得ていたことの裏返しだろう。

曲はHerbie Mannのオリジナルであるタイトル・トラックを除いて,よく知られたソウル系の曲が多いが,そこに現れるDuane Allmanのソロが全く違和感がない。うまい人は何を弾いてもうまいということはBrad Mehldauの新作の記事にも書いたが,同じことはDuane Allmanにも当てはまる。

それにしても,このファンキーなグルーブにはまらない人がいるとすれば,ソウル・ミュージックとは一生縁がないと思ってもいいかもしれない。そう思えるほど,聞いていて身体が揺れてしまう音楽である。たまりません。星★★★★☆。こんなアルバムが1,000円ちょいで変えてしまうのだからいい時代である。さぁ,皆さん,なくなる前に買いましょう。

ところで,このアルバムのLPの内ジャケはエロである。CDではこれを見ることはできないが,この写真を載せておいて,"Push Push"ってどこまでエロなの,Herbie Mann?(爆) よい子の皆さんは,この下は見ないでね(笑)。

Personnel: Herbie Mann(fl), Duane Allman(g), Cornell Dupree(g),David Spinozza(g), Gene Bianca(harp), Richard Tee(p, el-p, org), Chuck Rainey(b), Jerry Jemmott(b), Donald "Duck" Dunn(b), Bernard Purdie(ds), Al Jackson, Jr.(ds), Ralph MacDonald(perc)

Herbiemannpushgatefold_2

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コメント

いやはや驚きです、ここに来てハービー・マンの話題とは。
 なにせ私は1960年代からのリアルタイムのハービー・マンのファンでしたから。この当時1971年2000円のLP「PUSH・PUSH」は今もターン・テーブルに乗ります(笑)。45年前のLP健在です。ジャズとソウル・ミュージックの融合もよいのですが、ボサノバの世界も好きでした。このアルバムはなんと言ってもディアン・オールマンとのセッションですが、リズム隊は3組のセッションものを集めたもので、それぞれ実力派です。
 トップ曲”PUSHPUSH”は”Memphis Underground”の流れでムードたっぷり、良かったです。
 TBもさせてください。

風呂井戸さん,こんばんは。TBありがとうございます。

私は本作を初めて聞きましたが,Herbie MannよりもDuane Allmanがメインという「邪道」な聞き方ですよねぇ。それでも,ソウル風味の強い中で,DuaneはDuaneであったと思ってしまいました。

ある意味,Herbie Mannって色物になってしまうかもしれませんが,これはより多くの人に聞かれてもいいと思います。

ということで,追ってこちらからもTBさせて頂きます。

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