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2016年5月30日 (月)

Yesが好きな私でも,到底耐えられない「老害」以外の何ものでもない音源。

Like_it_is外出時に,Apple Musicで何を聞こうかなぁと思って,たまにはYesの聞いたことがない音源でも聞いてみるかということで,一昨年に出た「危機」と「こわれもの」再現ライブを聞いてみることにした。それが"Like It Is: YES At The Mesa Arts Center"だが,冒頭の"Close to the Edge"だけで悲しくなってしまい,もうその途中で聞くのをやめた私である。

何が問題か。スピード感がない。緊張感がない。そしてオリジナルを知る身としては,ここでの演奏にはオリジナルの持っていた面白みもスリルも全く感じられなかった。Chris Squireが亡くなり,Yesのバンドとしての存続も危ぶまれる中,相変わらず,昔のアルバムを全曲演奏するというツアーを継続している彼らだが,ここでのSteve Howeのヨイヨイのギターを聞いたら,普通のファンは泣くわ。昔の名前で出ています。今でもこれぐらいはできますって感じが全面的に感じられるが,演奏能力の低下があまりに顕著であり,コピー・バンドだってもう少しうまくできるだろうと言いたくなってしまった。そんなこんなで,冒頭の"Close to the Edge"の途中で早くも諦め,オリジナル"Close to the Edge"に切り替えた私であった。

このアルバムの録音時にはChris Squreは存命中だったが,そんなことは一切問題にならない。これは私から言わせれば,彼らの「老醜」を晒すもの以外ではない。King Crimsonが過去のレパートリーをやっても,現在進行形の姿を示しているのと対極である。

私は長年のYesのファンを自認してきたが,彼らとの付き合いも,この一作を聞いて,終局を迎えたと言ってよいだろう。これからは,過去のアルバムだけを聞くこととしよう。悲しい。あまりにも悲しいシャビーな響きの"Close to the Edge"であったと断言したい。私と同じような長年のファンは後悔するだけなので,決して聞いてはならない音源として,さっさとこの世から消えて欲しい。お願いだからこんなクソのような音源をリリースするのはもうやめて欲しいと思うのは,決して私だけではないはずだ。ファンゆえに怒りも増幅するのが当たり前なのだ。こんな演奏はありがたがる価値もないし,顧みる必要もないわ。

ということで,このジャケにピンと来たら無視しましょう。それにしても腹が立つ。まぁ,そうは言っても,このSteve Howeの激ヤセ爺さんぶりを見たら仕方がないのかもしれないなぁ...。

Yes

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ロック」カテゴリの記事

コメント

 ファンからの心情が切々と感じます。
 リアルタイム派の嘆きですね。我々がかって引き込まれたポイントというものが、その時にそれぞれにあるわけですから・・・空しくなるんですね。
 新曲をやってくれたほうがまだ良いのかも・・・・。それはそれとして判断すればよいわけですから。
 確かにハウはもともと太いタイプではないですが・・・それにしても・・・と、言うことですね。

風呂井戸さん,こんばんは。ご理解頂けて嬉しいですねぇ。

彼らには悪いですが,もう往年の演奏は聞くことは不可能だろうと思わせるようなゆるゆる度には,逆の意味で衝撃を受けた私です。

年齢を考えれば,仕方がない部分もありますが,だったらもう引退すればいいと思いたくなりました。引導を渡したい気分とはこのことですね。

まー酷いですねw
無料で老人ホームの慰問ライブなら文句はありませんが。
しかし彼らのボケ防止にはなってるんじゃないでしょうか?

ボーカルがジョン・アンダーソンじゃない時点で
イエスじゃないですね。

これこそ危機であり、こわれもの、というよりも
¨まがいもの¨じゃないでしょうか?w

Kさん,こんばんは。

なかなか辛辣なコメントありがとうございます。でもそうですよねぇ。絶対この演奏では聴衆は楽しめませんし,「なんでそうなるねん」と思ってしまいますよねぇ。

Jon Andersonの不在もありますが,確かに「まがいもの」と言われても仕方がないかもしれませんね。

お久しぶりです。
YESは私の中では、Brufordが去ったところで終わっており、百歩譲っても「トーマト」で終わっています(笑)。

こんばんは。YESは個人的には70年代ですでに終わっていましたが、「90125」の大ヒットでファン熱が再発しライブにも出かけました。でも、やっぱり自分に無理しているなと痛感してから「新譜」は聴いていません。
その後、さまざまな形で「再結成」の映像はチェックしていましたが、Steve Howeの劣化ぶりを見ることは辛すぎて、それも止めてしましました。

カビゴンさん,おはようございます。

問題作"Tormato"で終わりとは思いませんが,"90125"はYesと呼べるか微妙というところはありますね。とか言いながら8人ライブを見たときは嬉しかったですが。ファンってのは勝手なものですが,もはやレベル差はを論じる必要さえなくなったというのが実感です。マジで悲しいです。

奇天烈音楽士さん,続けておはようございます。

Jon Andersonが抜け,Chris Squire亡き今,彼らに残された道は過去の業績を汚さぬことだと思ってしまいます。歳を取っても全然関係ない人たちに比べると,その酷さが際立ってます(T ^ T)。

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