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2016年5月 6日 (金)

Nik BärtschのMobile名義ではECM第1作となる新作。相変わらずいいねぇ。

"Continuum" Nik Bärtsch's Mobile(ECM)

Continuum昨年はRoninを引き連れて来日もしたNik Bärtschであるが,彼のMobile名義の新作がリリースされた。デリバリーが結構遅くなったのにはイライラしたが,この音楽を聞いてみて,彼の音楽は私にフィット感が強いなぁと改めて感じてしまったから,まぁよしとしよう。

Bärtschによれば,Roninが"Zen Funk"であるのに対し,Mobileはアコースティックなセットアップという区分になるようだが,正直言って大した違いは感じない(爆)。BärtschがRitual Groove Musicと呼び,私がミニマル・ファンクと呼ぶ彼らの音楽の特性はRoninであろうが,Mobileであろうが,本質は同じだと思える。但し,今回は"Extended"としてストリングスが付加されているのが特徴である。

これまでにも当ブログにも書いてきたが,私はミニマル・ミュージックがかなり好きなクチなので,Nik Bärtschのアルバムについても,ECM作はもちろん,ECMと契約する前のアルバムも何枚か保有しているぐらい好きなのだ。このグルーブに身を委ねる感覚にはまってしまうと,その心地よさから抜け出すことができなくなるという魅力があるのだ。今回の場合,"Module 5"のように,ミニマルでありながら,スリリングな展開も示す曲もあるし,現代音楽的な"Module 60"のような曲もあり,またまた私は楽しんでしまった。

確かにファンク度は若干低い気もするが,ベースの代わりにShaのバスクラが通奏低音のように響き,相変わらずのサウンドであると言ってよい。いずれにしても,私にとってのこの人たちの音楽の魅力はここでも不変。やっぱり好きなんだよねぇってことで,星もついつい甘くなり星★★★★☆。

Recorded in March, 2015

Personnel: Nik Bärtsch(p), Sha(b-cl, contrabass-cl), Kasper Rast(ds), Nicolas Stocker(ds, tuned perc), Extended: Etienne Abelin(vln), Ola Sendecki(vln), David Schnee(vla), Solma Hong(cello), Ambrosius Huber(cello)

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コメント

自分は好きな方ではあるけれども、あまりミニマルミュージックとは接近していないタイプで、RoninとMobileの違いはエレキベースがあるかないかということで、いつものNik Bartschとして楽しめました。メロディがないというのは、ちょっと自分には68分はきつかったかな、という気もしてますけれど...。

TBさせていただきます。

910さん,こんにちは。TBありがとうございます。

確かにメロディ・ラインははっきりしませんが,私にとってはこのグルーブ感がすべてって感じですね。ミニマルって好きな人は好きなんですが,そうでもない人にとっては訳がわからない世界とも言えますよね。なので,人それぞれってところで(笑)。

メンバー・編成が変わっても、基本コンセプトが変わっていないので、そろそろ飽き、を感じ始めたような感じです。アルバム単体としては出来が良く、不満はないのですが。

http://kanazawajazzdays.hatenablog.com/entry/2016/08/12/111942

kenさん,こんにちは。リンクありがとうございます。

飽きに近い感じを覚えられるのは,ミニマルの宿命ではないかと思います。特にこの人たちは,純粋な音楽鑑賞としては変化が少ないと感じられるかもしれませんね。

私は彼らの音楽的なグルーブに身を任せればいいと思いますので,飽きることはないですが。基本的に好きなんですね(笑)。

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