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2016年5月11日 (水)

GW3本目の映画は切なくなるような「ルーム」

「ルーム("Room")」('15,加/アイルランド)

Room監督:Lenny Abrahamson

出演:Brie Larson, Jacob Tremblay, Joan Allen, Tom McCamus, William H. Macy, Sean Bridgers

黄金週間劇場通い3連荘にして,最後はBrie Larsonがオスカーの主演女優賞に輝いた「ルーム」であった。これは見ていて辛くなるような映画でもあるのだが,子役Jacob Tremblayが演じるJackが閉鎖環境から再生していく様を見て,子供の成長というものをついつい感じてしまい,子を持つ親としてはシンパシーさえ感じてしまう映画である。

この映画におけるBrie Larsonは全編を通じてノー・メイクのようなかたちになっており,極限状況からの解放後もPTSDに悩まされているであろう主人公を演じて,その鬼気迫る演技はオスカーに値するものと言ってよい。見ている方も十分に感情移入できてしまうことは間違いない。だが,彼女の姿だけを見ていては,おそらく誰しも辛過ぎて,この映画に対する感触というのは違ってくるはずである。それを多少なりとも救済しているのがJacob Tremblayの役回りだと思える。

この映画の本筋とは関係ないかもしれないが,劇中に登場する医師のセリフの「子供はプラスティックのように柔軟だ」の通り,子供の成長能力,対応能力は極めて優れているということを感じさせるところに,私は救いがあると感じた。そして,原作も書いたEmma Donoghueのシナリオには泣かせるセリフが数多くある。特にJacob Tremblayから発せられるセリフには泣かされるのだ。

繰り返しになるが,この映画は見ていて切なくなる。だが救いも準備してあるところが見事だと思えた。もう一度見るには相応の心の準備が必要になるが,見逃すには惜しい映画である。星★★★★☆。

この映画の主役はBrie LarsonとJacob Tremblayにほかならないが,おばあちゃんを演じたJoan Allenとその彼氏のLeoを演じたTom McCamus,そして婦人警官Parkerを演じたAmanda Brugelは結構な儲け役だと思えた。この3人のキャラのよさは泣かせてくれるよなぁ。

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