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2016年4月14日 (木)

久しぶりにTunnelsを聞いた。ハイブラウだよねぇ。

"Progressivity" Tunnels(Buckyball Records)

_20160410_2フュージョン界の「とんねるず」こと,Percy Jones率いるTunnelsは,Brand Xからの派生バンドとして,「その手」の音楽好きには知られているグループであるが,少なくとも日本においてはグループ名が災いしているなぁと思っているのは私だけではあるまい(爆)。だが,Brand Xから派生すれば,こうなっちゃうよねぇと思わせるような変態フュージョン・ミュージックである。ライナーには"Do not play (中略) while under the influence of smooth jazz."なんて書いてあるところが笑わせてくれるが,その通り,スムーズ・ジャズとは対極にあるようなハイブラウな音楽だと言ってよい。

そもそもメンツも変わっている。再編Brand X組のPercy Jones,Frank Katzのコンビニ,Brand X最終作"Manifest Destiniy"にも参加したMark WagnonがMidi Vibeで参加するという編成からしても変態だっていうことは想像できるが,このメンバーならではと言うべきハードなフュージョンが展開されていて,Brand Xファンとしても嬉しくなってしまうこと必定である。Brand Xのバンド・メイト,John Goodsallがゲスト参加しているのはまぁわかるとしても,ヴァイオリンでMark Feldmanも加わると,タイトル通り,プログレ的な展開も見せるのも当然か。King Crimsonにしても,Mahavishunu Orchestraにしても,ヴァイオリンってのはプログレッシブな要素を強める部分があると思えるが,Tunnelsもその例外ではない。むしろ,John Abercrombieとも共演するMark Feldmanがここでの演奏のようなアプローチを示すことの方が意外と言えば意外である。完全にプログレ・モードで弾いているのだ。

Tunnelsはこのほかにも何枚もアルバムをリリースしているが,私が購入したのはこれだけである。ここで聞かれる音楽は,質は高いのだが,そのほかのアルバムまで食指が動かなかったのは,テンションが高過ぎて聞いていて疲れる部分があったからではないかと思っている。復活Brand Xにもそういうところがあったが,全編通じてテンションが高くては,やはりリスナーとしてはきつい部分があったのではないかと思える。私がこのアルバムを買ったのはもう10年以上前のことだが,更に齢を重ねた現在の私には,しょっちゅう聞くには更にきつい音楽であることは確かである。しかし,たまに聞くには全然問題ないし,逆にApple Musicで彼らのほかのアルバムを聞いてみようかななんてすら思っているのだから,勝手なものである。

いずれにしても息つく暇も与えてくれない超ハード・フュージョン。よくやるわ。ってことで星★★★★。

Personnel: Percy Jones(b), Mark Wagnon(midi-vib), Frank Katz(ds), John Goodsall(g), Mark Feldman(vln), Sarah Pillow(vo)

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コメント

こんばんは。

私もBrand XからTunnelsに行き着いたクチですが、やはり目当てはPercy Jonesだったりしたわけです。プログレ好き、変態系ジャズロック好きとしては、実は彼らの作品はコンプリートしております(笑)。

TBお送りさせております。

奇天烈音楽士さん,続けてこんにちは。TBありがとうございます。

Tunnelsコンプリートですか。お好きですねぇ(笑)。この後,Apple Musicでライブ盤を聞きましたが,Percy Jonesってやっぱりエグイですよねぇ。凄い人ですわ。

ただ,こんなテンションの高い音楽ばかり聞いていると,頭がおかしくなりそうです(爆)。私にとってはApple Musicでたまに気が向いた時に聞くのが丁度いいかもしれません。しかし,保有欲は刺激しますよね(笑)。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

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