最近のトラックバック

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

2015年おすすめ作

2015年おすすめ作(本)

無料ブログはココログ

« Stan Getzの未発表音源。抜群の安定感というか,はずさないねぇ。 | トップページ | 長く続かなかったMosaic Contemporaryから出たFreddie Hubbard盤 »

2016年3月 2日 (水)

今年劇場で見た最初の映画は「キャロル」

「キャロル("Carol")」('15,英/米,Number 9 Films)

Carol監督:Todd Haynes

出演: Cate Blanchett,Rooney Mara,Kyle Chandlar, Jack Lacy, Sarah Paulson

オスカーの結果も出たので今日は映画ネタである。レオ様はよかったねぇ。でも今回は予想を結構外した(爆)。私が当てたのは主演男優賞,主演女優賞,助演男優賞,脚本賞,脚色賞。作品賞と監督賞は逆にしてしまったなぁ。まぁ,それはさておき...。

今年は海外出張の機内エンタテインメントで結構な本数の映画を見ている(まだ全部記事としてアップできていない)ので,映画を見ていないということではないが,劇場で映画を見るのはこれが今年の最初の1本となった。

「太陽がいっぱい」の原作を書いたPatrica Highsmithの原作をもとに映画化されたものであり,当時のLGBT事情が推察されるような映画だと言ってよい。時代からすれば,まだまだLGBTが認知されていない状況下での女性同士の愛を,静かに,そして美しく描いていて,更に演技陣の見事さもあって,まぁこれはある程度高く評価されるだろうなぁという感じがする。シナリオもなかなかよく出来ていて,演出もギミックを狙わず,落ち着いた映像で見せてくれる映画なのだ。

だが,この静謐な雰囲気が,私を眠りの世界に誘おうとしたことも事実である。何とか持ちこたえることはできたが,まじで途中で落ちそうになった。最近のCG偏重や,ど派手アクション映画とは対極にあると言ってよい映像であるため,やや淡々とした感じは否めないのだが,1950年当時を想起させるセットや,Billie Holidayの"Easy Living"に代表されるようなバックの音楽が雰囲気を盛り上げているのは高く評価したい。

Rooney_maraそれにしてもである。この映画はCate BlanchettとRooney Maraの二人のためにあるようなものだが,この二人のドレス(ゴージャスなBlanchettと地味目なMara)も見ものだったと思う。私にとってはRooney Maraの帽子姿が何とも可愛く,彼女が写真に写っている帽子をかぶって出てくるシーンではほとんど目が釘付け状態であった。これだけでなく,二人の出会いのシーンでのRooney Maraのサンタ帽姿も無茶苦茶可愛かったが(笑)。とにかく,私はCate BlanchetteよりもRooney Mara押しである。

それにしても,主演の二人はオスカーの主演女優賞,助演女優賞にノミネートされていたし,ほかの部門でもノミネートされていたが,完全に黙殺されてしまったのは惜しい。Rooney Maraは私は主演女優賞でノミネートしてもよかったと思うし,それが選考にも影響しなかったとは言い切れまい。しかしながら,演技はさておき,衣装デザイン賞さえも「マッド・マックス」に持って行かれるってのはちょっとひどいなぁと思えた。これがアカデミーが保守的と言われる所以だろうが,業界にはLGBTは沢山いるのに,そういう映画になると全然評価しないというのもおかしい気がする。全く素直じゃないよねぇ,ってより隠したいのか? だからと言って,この映画が年間最高映画だと言う気もないのだが...(苦笑)。いずれにしても,見るにはそれなりの覚悟はいるかもしれないが,見逃すのは惜しい。そういう映画である。星★★★★。

 

« Stan Getzの未発表音源。抜群の安定感というか,はずさないねぇ。 | トップページ | 長く続かなかったMosaic Contemporaryから出たFreddie Hubbard盤 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198475/63259551

この記事へのトラックバック一覧です: 今年劇場で見た最初の映画は「キャロル」:

« Stan Getzの未発表音源。抜群の安定感というか,はずさないねぇ。 | トップページ | 長く続かなかったMosaic Contemporaryから出たFreddie Hubbard盤 »

Amazon検索

2017年おすすめ作

2016年おすすめ作

2016年おすすめ作(本)