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2016年2月 8日 (月)

祝祭的/儀式的な響きさえ感じさせるTinariwenのライブ。これははまる。

"Live in Paris 2014" Tinariwen(Anti)

Tinariwen

私がTinariwenの音楽に初めて触れたのは2009年8月に彼らの"Aman Iman"を取り上げた頃ってことになるので,もう6年半近くの時間が経過している。その後リリースされたアルバムは入手しているし,そのどれもが彼ららしいグルーブに満ちていて,私は彼らの音楽に結構はまっていると言ってよいだろう。とにかく所謂「砂漠のブルース」と呼ばれる彼らの音楽は本当に私の魅惑するグルーブに満ちている。

本作は彼らの前作"Emmaar"の付随するツアーの音源として,パリで録音されたものであるが,まず最初に聞いて驚かされるのが,Lalla Badi(75歳だそうである)のヴォイスによって導かれる儀式的な"Tinde"である。ギターが加わらないので,いきなり強烈な民族的な響きには面喰うが,これをプレリュードに,2曲目以降はいつものTinariwen的な音楽になっていく。そして,中盤にインタールード的に,更に最後にもLalla Badiが登場することには明確なメッセージというか,明確なライブとしての構成を感じざるをえない。意図的にやっているのである。

それにしても,彼らの音楽が生み出すサウンドに私がどうしてここまで魅かれてしまうのか。歌っている歌詞の意味は全くわからないのだから,サウンドとヴォイスの魅力にやられているということになるだろうが,これはとにかく先入観なしに聞いてもらうしかないのである。彼らの音楽にはメロディ・ラインの振幅はあまりないので,ミニマルだとさえ思える部分もあるのだが,私にとっては複数のギターによって生み出される強烈な音と,ベースとパーカッションというシンプルなバックの生み出す心地よいビートに身体と心を揺らしていると言ってもいいかもしれない。

これは座ったまま聞く音楽ではなく,オール・スタンディングで身体を(私の感覚では「左右」に)揺らしながら聞くのが最も心地よいと思わせる音楽である。とにかくこれは気持ちよ過ぎる音楽である。ちょっとオマケして星★★★★★としてしまおう。だってまじで気持ちいいんだもん(爆)。

Recorded Live at Theatre Des Bouffes Nord on December 13, 2014

Personnel: Ibrahim Ag Alhabib (g, vo), Abdallah Ag Alhousseyni (g, vo), Hassane Ag Touhami (vo, g, handclaps), Iyad Moussa Ben Abderahmane(vo, g), Elaga Ag Hamid (g, vo),Eyadou Ag Leche (b, vo), Said Ag Ayad(perc, vo), Lalla Badi(vo, tinde), Tagmar Bad(vo, clap), Toulou Kiki Bilal(vo, clap)

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